沖縄県知事選で現職の玉城デニー氏を支援した共産党の田村委員長は「大変悔しい結果だ」と語った。当選した古謝氏が米軍普天間飛行場の辺野古への移設を容認していることを受け、今回の結果が「(辺野古移設への)民意だとは受けとめていない」とも語った(9月13日)。
「都合の悪い民意は民意じゃない」。こういうのを「負け犬の遠吠え」と言う。
共産党が今回の沖縄県知事選で果たした役割は、実は非常に大きかったと思っている。その第一が「辺野古沖抗議船転覆事故」だ。不幸にも同志社国際高の女子生徒が犠牲になっている。改めてご冥福をお祈りする。
この「抗議船」を運行していたのが「ヘリ基地反対協議会」。この団体はデニー氏を支援する「オール沖縄」に属する主要団体だ。この「ヘリ基地反対協議会」の主要構成団体のひとつが共産党だ。
事故を起こした2隻の「抗議船」のうち、女子高生が乗船していた「平和丸」の船長は共産党員である。この船長は事故以来一度も公の場に姿を見せず、当然のことながら自らの口から反省や謝罪の言葉を発していない。
共産党は当初、「ヘリ基地反対協議会」との関係や「平和丸」船長が党員であることを積極的の公開しなかった。そのためか、共産党が公式に転覆事故の見解をだしたのは5月18日だ。なんと、事故(3月16日)から2月も経ってのことだ。
「修学旅行の高校生を船に乗せたこと自体が重大な誤りだった。船を運航するヘリ基地反対協議会の構成団体である日本共産党として、私からも心からおわびします。最愛の娘さんを亡くされたご遺族の悲しみや怒りがどれほど深いか。このことを決して忘れることなく、事故原因の解明、ご遺族への(直接の)謝罪と補償が行われるよう、私たちも尽力していく」
と謝罪しているが、それとともに「(共産党への)攻撃がネット上や右派系雑誌で見られる」「平和学習は間違っていない」「戦後の米軍統治下で県民が虫けらのように扱われた」などと、「実は我々も被害者だ」などと余計なことを言う。
それに、現時点で「(事故を)決して忘れることなく、事故原因の解明、ご遺族への謝罪と補償が行われるよう尽力していく」ってどうなった? 共産党は意図的に忘れているかもしれないが、多くの国民は決して忘れてないぞ。
こういうところが、デニー氏が大敗したことの伏線であるのは明らかだ。
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