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Tigerdream が真面目なことから いい加減なことまで、適当に綴っているブログ

カテゴリ: TV・映画ネタ


テレ東の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦第12弾 in 宮城」(8月23日放送)を見た。まあ、可もなく不可もなくと言ったところ。途中でだいたい勝敗が分かってしまったが(特に最後の編集は、結果をばらしているようなものだ)。

テレ東・バス旅陣取り合戦
今回、お笑いのバイキング・西村瑞樹が出演していたのだが(太川チーム)、2日間何の問題もなく歩いていた。これを見て、「あっ、やっぱりあの時、やらせだったんだ」と確信した。「やらせ」の表現が良くないなら「過剰演出」と言うが。

「あの時」とは、やはりバス対決旅シリーズのひとつ「バス vs 鉄道」(第何回とかまでは覚えていない)。西村は村井美樹のチーム(鉄道チーム)として出演していた。詳細は省くが、この回にやはり鉄道チームの一員として出演していたお笑い芸人・牧野ステテコが見え見えの「振る舞い」をした。

途中のチェックポイント(卵かけご飯を食べる)で、わざと卵を割ったように見えた。これは鉄道チームを足止めし、接戦にして番組を盛り上げようという番組スタッフの「過剰演出」だと思われる(もしかしたら太川チームを勝たせようとしたのかもしれない)。

だが、あまりにも牧野ステテコの動き(ダンスから卵を割る動作)が下手だったため、多くの視聴者にその意図がバレてしまった。

実はこの回の西村も「膝が痛い」と2日目から言いだし、最終盤のトロトロ歩きで対決を接戦に持ち込むのに一役買っていた(最終的な差は20分だった)。また、都合良くストック代わりになる木の棒が落ちていたり(苦笑)。当時「こいつもやってる」と思ったのだが、牧野ステテコがバレバレだったので確信が持てなかった。

しかし今回の「陣取り合戦」の西村を見て確信。「バス vs 鉄道」は「過剰演出」に協力していたのだと。だって今回、全然足を痛がるそぶりもなく、普通に何Kmも歩いていた。「陣取り合戦」と「バス vs 鉄道」の鉄道チームでは歩く距離が違うと思われるが、それにしても西村が元気に普通に歩く姿には違和感しかなかった。

まあバス対決旅シリーズは、制作側が「ある意図」を持って出演者を選定しているのはバレバレだ。特に太っている出演者(歩くのが苦手)が、どっちのチームにいるかは分かりやすい要素だ。

そういう出演者選定を見れば、制作者がどちらを勝たせようとしているかは大体分かる。勝敗のバランスを取ろうとしているからだ。「鬼ごっこ」も含め、勝敗は拮抗しているはずだ(調べたわけではないが)。

ただ、これは「過剰演出」とは思わない。足を引っ張る出演者も含めて、対決を面白くする「演出」だと思うから(「過剰」ではなく)。しかし出演者だけで勝敗を決定づけることはできないし、意図に反して大差がついてしまうこともある。そうなると適度に「過剰演出」が差し込まれるのだろう。

西村はバレないで演出に協力できたからこそ、また呼ばれたのだろう。逆に牧野ステテコや「バス vs 鉄道」の別の回で下手くそ過ぎる「過剰演出」をしたパンクブーブー・黒瀬純などは、二度と呼ばれることはないだろう(現時点で呼ばれていない)。

視聴者に悟られないように「演出」するのが制作者であり、それを上手に演じるのが一部の出演者の役割。とは言え、ガチでやっているのはよく分かり、それが視聴者を引きつけているのだから、つまらない「過剰演出」は不要だと思うけど。


横田さん引退セレモニー
元阪神タイガース選手・横田慎太郎さんが7月18日に亡くなった。28歳の若さであった(写真は引退試合のセレモニー)。

大型外野手として将来を嘱望されていたが、脳腫瘍を発症し引退。その後の再発も乗り越えて、自身の体験を語る講演会などを行えるまでに回復していたが、残念ながら再々発。謹んでご冥福をお祈りいたします。



引退試合での「奇跡のバックホーム」(センターからの返球で2塁走者をホームでアウトにした。3:00ころ)は、横田さんの一生懸命な野球人生に対する当然の結果だったと思う。



阪神球団は7月25日の読売戦を横田さんの追悼試合とし、追悼セレモニー(黙祷など)を行うとともに、ユニフォームに喪章が付けられた。原監督を始めとした読売のコーチ・選手、並びに読売ファンの方々も黙祷を捧げてくれ感謝。

また「奇跡のバックホーム」(朝日放送テレビ製作2022年3月)が再放送された。これは横田さんの高校時代からプロ入りを経て脳腫瘍の発覚と闘病、引退試合で見せた最後のプレーまでの半生を綴った自伝「奇跡のバックホーム」を原作としたドラマ(再現ドラマをベースに、横田さん本人に関する映像や関係者の証言やインタビュービューなどで構成されている)。

ただ関西地方は7月29日放送の告知があったが、関東地方では放送案内がなかったので、半ば諦めていた。ところが、関東地方でも8月6日に放送された。テレ朝に感謝する。

悲しい、残念の言葉しか出てこない。オレの陳腐な感想は不要、ただただ涙。今年は優勝してくれ。頼むぞ!


すっきり (1)
3月24日(金)放送の日本テレビ「スッキリ」で、「那須どうぶつ王国」(栃木県那須市)からのペンギンの世話(餌やり)体験を生放送した際、オードリーの春日が飼育池に落ちる演出を行い大顰蹙を買っている(番組は観ていないが、コーナーの動画は観た)。

「那須どうぶつ王国」が日テレに厳重抗議を行ったとツイートし、ツイ民のコメントの多くも日テレ・春日・MCの加藤浩次・アナウンサー含めた出演者を批判する声で溢れている。しかも、その後に日テレが定型文のような「とりあえず謝っとくか」的な謝罪文を出したことで、逆に火に油を注ぐ状況になっている。

芸人の「お約束」(加藤浩次の煽りも含めて)として行ったものが、まったく視聴者に受け入れられなかった典型と言える。さらにはフンボルトペンギンの希少性なども考慮すれば、番組スタッフと芸人に多くの批判がでるのは当然だろう(スタジオで手をたたいて笑っていた出演者も同じ)。

すっきり (2)
さらには番組内での謝罪(ここまでが一連の演出だが)も笑いにしようとしている酷さ。番組スタッフは悪いことをしたと思っていないのだから、謝罪という名の笑いを取りに行ったわけだ。

実はこの手の「芸人の乗り」的なレポートは多くのバラエティ番組で良く見られる。確かに笑える場合もあるのだが、反感を覚えるケースも多々ある。

個人的によく覚えているのは有吉の番組(番組名は失念)で、芸人のもう中学生が企業の製品(技術)を紹介するコーナーで、つまらない小道具を持ち込み、つまらないダジャレを言い、製品(技術)の紹介などおざなりになって、企業の担当者が何とも言えない表情していたこと。

このコーナーは毎回この流れで、本当に当該企業に失礼としか言えないものだった。さらにはその商品(技術)に敬意の念も感じられない酷いものだ。オレがエンジニアだからということもあるかもしれないが、このコーナーだけはいつも憤慨していた(番組全体では楽しんで観ていたが)。

最近、当該番組でこのコーナーは久しく流れないが、内容の酷さから無くなったのではなく、単にもう中学生の賞味期限が切れたからだろう。

まあ芸人は番組(制作者)の意図通り自分の仕事(役割)をしただけかもしれないが、真っ先に批判されるのも芸人だということ。芸人が番組制作に口を出せる訳でもないことは承知しているが、自分に跳ね返ってくることは自覚した方がいい。

「すっきり」に話を戻すと、3月27日(月)の放送で、加藤浩次などが改めて謝罪をすることになるだろうが、よほど性根を据えて謝らないとさらに炎上しそうだ。ただ、この番組は3月末で終了のようなので、アナウンサーが定型文章を読み上げるだけの謝罪でとぼけるかもね。日テレの真価が問われるだろう。

TV局は自分たちが、昨今話題の回転寿司店などでの迷惑動画と何も変わらない内容を放送していると言うことは自覚した方がいいだろう。


テレ東・バス旅
2月22日にテレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦 in 群馬」が放送された(写真はテレ東HPから拝借)。群馬県が舞台とのことなので録画をしていおいた。今ころになってしまったが、やっと観た。3時間近い特番は録画しておいてもなかなか観られない・・・。

ちなみに「録画してまでも観たかった」でもなんでもなく、オレはTVをオンタイムでは観ない人間だということ。自分の生活リズムをTV中心にする必要はまったくないので。TV番組は録画しておいて、自分の空き時間に観ればいいという考え。録画ならCMは飛ばせるし、つまらなかったら早送りもできるし、とっとと観るのを止めることもできし。

TVで太川陽介を見るのはこの「ローカル路線バスシリーズ」しかないが、蛭子能収とやっていた「元祖バス旅」を越えるものはないね。いろいろ派生シリーズはあるけど。対決旅シリーズは太川と相手リーダーのキャラに頼っている感じしかしない。

前置きが長くなったが、今回の「陣取り合戦」の感想。

テレ東HPでは「群馬県内を縦横無尽に移動して陣を取り」とあったが、番組冒頭で「村ボーナス」(2ポイント)があると発表された段階で、両チームとも沼田市を目指すことは容易に想像ができた。

つまりは群馬県といっても、高崎市から渋川市の沿線と前橋市周辺、沼田市周辺しか出てこないんだろうなと思ったらその通り(草津温泉は出てきたが)。さらには2日目の昼過ぎから河合チームが川場村から昭和村に向かうと聞いて、「あっ、これはゴール(高崎観音山)できないな」と。これも思った通り。

結果論を言えば「村ボーナス」で沼田市に誘うのは、番組制作者の「引っかけ」だったかもね。太川は沼田市行きを河合に先行され右往左往していたが、沼田市に行かなくて正解だったことになる(もちろんこれも結果論)。

高崎市や前橋市周辺や観光地へ向かうバス路線くらいしか期待できない中で、少ないバス路線とタクシー(+徒歩)を上手く使ってという番組のコンセプトを考えれば、だいたい予想通りになるのはやむを得ないかな。

群馬県は県民ひとり当たりの自動車保有台数は全国1位(2019年)だということから分かるように、移動手段として自動車がないと生活できない県だ。最近は高齢化が進み、市町村内限定のコミュニティバスも増えたが、市町村をまたぐ路線は少ない(まあ、全国どこも同じようなものかもしれないが)。

個人的にはバス路線など何も知らないし興味もないが、出演者があくせくしながら頑張る姿を見るにつけ、それなりに楽しめたとは言える。でも群馬県内ロケとしては、はっきり言えばあまり新鮮味もなかった。

とは言え番組の楽しみ方は人それぞれで、しかも多くの視聴者は群馬県を「知らない」だろうから、群馬県がロケ地となり全国に紹介されるのは良いことだと思う。


古いDVDプレイヤーを処分しよう思い、録画されている番組などを消そうと確認してみた。すると、懐かしい番組が多く録画されていた。

笑ってコラえて! チアリーディングの旅2010 完結編(2010年)
笑ってコラえて! 吹奏楽の旅2010 完結編(2010年)
笑ってコラえて! 女子新体操部の旅 完結編(2011年)
笑ってコラえて! マーチングの旅 完結編(2012年)
笑ってコラえて! 吹奏楽の旅2013 完結編(2013年)
爆笑学園ナセバナ~ール チアリーディン特集(2013年)
しくじり先生 辺見マリ(2015年)

今使っているブルーレイプレイヤーを買ったのが2016年だと思うので、当然のことながらそれ以前の番組ばかりだ。余りの懐かしさにGW中に全番組を観てしまった。

特に2010年に放送された「笑ってコラえて! チアリーディングの旅2010」は、この後チアリーディングが好きになるきっかけになった番組だ。もう12年も前になるのかぁ。またウルウルしてしまった。当時は思いっきりもらい泣きをしてしまったけど。この時の思いを、当時拙い記事にしていた。(「涙・涙の・・・笑顔やで」参照)

爆笑学園ナセバナ~ルのチア特集も、当時記事に書いていた。
(「爆笑学園ナセバナ~ルのチアリーディング特集」参照)

これらがきっかけで、チアの「JAPAN CUP」と「高校選手権」などを動画で観るようになった。動画の観戦記だけど、素人記事も開いている。
(「素晴らしきチアリーディング! JAPAN CUP 2021」など)

あと、「しくじり先生」の辺見マリ編もすごかったので記憶に残っている。今回改めて観て、やっぱりすごかった。同様の被害に遭わないための啓発に使えると思った。これも当時記事にしていた。(「辺見マリの『しくじり先生』がすご過ぎ!」参照)

これらの番組(録画)を消しちゃうのはもったいないと思い、DVDにダビングしようと思ったらできなかった。DVDを読み込んでくれない。どうやらダビング機能が壊れているようだ。と言うことならしょうがない。処分しないでもう少し持っていよう。


3月13日に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、劇中とは関係のないものが映り込んでいたようだ。

鎌倉殿の13人 (1)
疾走する北条義時。

鎌倉殿の13人 (2)
義時の向こう側にロケの取材をしているのか、デッカいレンズを付けた一眼レフカメラを抱え、白いマスクをしたカメラマンが映っている。その左下には、白い帽子(ヘルメット?)を被り後ろ向きの人物。さらには、その右側に白いマスク姿の人物がいる。心霊写真の幽霊探しみたいだ(笑)。

明らかに登場人物ではない人が映り込んでしまったということ。この写真だけを見れば「なんで気がつかないんだ」って思うが、これは疾走しているシーン。逆に見つけた人は「よく気がついたなぁ」って思う。

まあ、誰もこんなことに目くじらを立てることはないと思うが、昔に比べると作り手の意識が下がっているという意見もある。と言うのも、昔の大河ドラマはこういうシーンでは撮影カメラマンや関係者にも衣装を着せ、映り込んでもいいようにしていたという。

ところが最近はデジタル処理で「ちょいちょい」っと消せるので、気にしなくなったといわれる。しかし今回のように見落とすと、そのまま映り込んでしまうことになる。

実は2016年の「真田丸」でも、赤ん坊の着物がはだけ「紙おむつ」が露出したまま放送されたことがあった。(「NHK大河ドラマ『真田丸』に紙おむつ登場(笑)

当時、NHKは土曜日の再放送ですぐに紙おむつシーンをカットしていた。さあ、今回はどうするのかな?

*3月20日追記
本件についてNHKがコメントを出した(公式ツイッター)。「3月13日(日)に放送した『鎌倉殿の13人』第10回において、スタッフの映り込みがありました。申し訳ありません」「3月19日(土)の再放送では修正して放送いたします」。なので、修正して再放送したようだ。


文春オンラインに「『脱出島』王者・あばれる君のイカダは船が引っ張っていた!」という記事が載った。(「文春オンライン」参照)

TBSで放送されている「アイ・アム冒険少年」中の人気企画「脱出島」の「やらせ演出」を暴いたものだ。発端は内部のスタッフからの告発(労働環境や時間に対して)らしいが、現地取材であばれる君の脱出に関し、数多くの「やらせ」を報じている。しかも写真や動画ありで、TBSは苦しい言い訳をしているが・・・。

オレも「冒険少年」を時たま観るが、いつも脱出島をやっているわけではないので「脱出島」は数回観た事がある程度。記憶にあるのは、あばれる君、フワちゃん、EXIT、ジャニーズのメンバーなどが出ていた。天竺鼠の瀬下が出ていた回は、瀬下が大嫌いなので観ないで消した。

オレは基本的にTV番組をオンタイムでは観ないで、録画して後で観る。TVの放送時間に自分の生活時間を合わせる必要はないので。それに、つまらなければすぐ消せるし早送りもできる。コマーシャルも飛ばせる。とにかく時間をムダにしなくていい。

話が逸れたが、文春が取材した1月3日放送分も観た。実は「あれっ」って思ったシーンがあった。いつも「ながら観」なので細かいシチュエーションは曖昧なところもあるが。

無人島であばれる君とハリセンボンが出逢うとボートに引かれるゲームになり、あばれる君が負けたシーン。引かれるゴムボート上で、あばれる君がおかしな動きをしたなと思ったら、海にドボンと落ちていった。これであばれる君はナイフを奪われ「手作り釘ナイフ」を作ることになる。

文春はスタッフが五寸釘からナイフを事前に作っているところを目撃している。TBSは文春の質問に対し「安全確認などのため、シミュレーションとして行なったもので、現地には持ち込んでいません。放送では、出演者自ら作成しています」と回答。

なぜあばれる君が釘ナイフを必要とする状況になったのか? ゲームに負けたからなのだが、TBSの回答では事前に必要になるのが分かっていたかのようなものだ。

最初からの演出で、ゲームに負け持参のナイフを失う → 釘ナイフを作る、というストーリーができていたということ。だからあばれる君は不自然にボートから落ちたということ(これはオレの推定)。

自分の観た放送と文春の取材を合わせると、上記のようなやらせ演出の流れも見えてきた。

観るたびに思っていたのは、いつも都合良く大きな発泡スチロールの浮きや一斗缶が落ちているなあ。演者が運んで来るのは廃材のような流木だが、実際のイカダはきれいで立派な竹で作られているなあとか。まあ、それなりの「演出」が成されているんだろうと思いながら観ていたけど。

文春の取材では、資材や道具を島外から大量に持ち込んでいたり、スタッフがイカダを作っていたり、船でイカダを牽引していたりと、「やらせ演出」は明らかだ。

とは言え、バラエティ番組の「演出」と「やらせ」の境界は難しい面がある。また、「やらせ演出」はどこまで許容されるかも難しい。これらが一切ダメだとなると、エンタメ性が低下する恐れもある。

だからと言って今回のようなものまで許容してしまうと、何でもありで歯止めが効かなくなる。あまりにも非現実的な無人島からの脱出を作り上げすぎたと言える。

報道機関を自称する朝日新聞の「捏造」と同一視する気はないが、TBSは公共の電波を使っているという自覚は最低限持たないといけないのではないか? もちろんバラエティと報道や情報は別物だが、こういうことを許す社風のなれの果てが、一部番組で行われているあまりにも偏った番組作りではないのか?

最後に、あばれる君は番組の演出に従っただけなので何も悪くはない。ただ、この番組(つまりは「やらせ」)によって人気が多少上がっていることを、自身はどう考えてるのだろうか?


テレ東の「ふるさと日本の昔話 セレクション」で「鉢の木」をやっていた。

鉢の木 (1)
鉢の木 (2)
鉢の木 (3)
大雪の夜に旅の僧が一晩の宿を求めて訪ねてきた。主人の佐野源左衛門常世は一族に領地を奪われ、貧しい暮らしをしていが僧を不憫に思い招き入れる。

鉢の木 (4)
鉢の木 (5)
鉢の木 (6)
鉢の木 (7)
鉢の木 (8)
常世は落ちぶれ暖を取る薪にも事欠いていたが、僧のために自慢の松・梅・桜の三鉢の盆栽を薪にして火にくべた。

鉢の木 (9)
鉢の木 (10)
鉢の木 (11)
常世は「今ははこんなに落ちぶれているが、れっきとした鎌倉武士で、いざ鎌倉に事があれば真っ先に駆けつけるつもりだ」と話した。僧は驚くとともに感激し、翌日帰途についた。

鉢の木 (12)
鉢の木 (13)
後日、鎌倉から招集がかかると、常世も馳せ参じた。

鉢の木 (14)
鉢の木 (15)
鉢の木 (16)
そこで鎌倉幕府の元執権・北条時頼から呼び出され「あの雪の夜の旅僧は実はこの自分である。言葉に偽りなく、馳せ参じてきたことをうれしく思う」と語りかけ、失った領地を返した上、恩賞として薪にした松・梅・桜の鉢にちなんで、上野の松井田、加賀の梅田、越中の桜井を贈ったという。

この佐野源左衛門常世を祀った神社が高崎市上佐野町にある。当地は常世の屋敷跡といわれている。小さな神社だが、境内に盆栽を切る常世を描いた絵がある。
(「高崎市上佐野町・常世神社」参照)

ところで、この物語の舞台は高崎市の佐野とも、栃木県の佐野(佐野市)ともいわれる。このアニメでは上野国佐野と言っていた。登場人物の常世を始めフィクションなので詳細は不明だ。また作者も観阿弥といわれるが、やはり不明だ。


テレ東で日曜の朝にやっている「ふるさと日本の昔話 セレクション」を毎週観ている。各地の民話や伝説などで、だいたい知らない物語ばかりなのだが、時々「浦島太郎」「金太郎」「桃太郎」などのベタなのもある。

たわらの藤太 (1)
11月25日に「たわらの藤太」をやっていた。内容は俵藤太こと藤原秀郷の「三上山の百足退治伝説」。俵藤太は群馬県にもゆかりの地がたくさんあるので、思わずマジで観てしまった。

たわらの藤太 (2)
たわらの藤太 (3)
たわらの藤太 (4)
琵琶湖・瀬田の唐橋で、竜神一族から三上山の百足退治を依頼される。

たわらの藤太 (5)
たわらの藤太 (6)
山を7巻半する大百足を矢で射る藤太。

たわらの藤太 (7)
たわらの藤太 (8)
たわらの藤太 (9)
最後の1本の矢に唾をつけ、八幡神に祈念して射るとようやく大百足を退治することができた。百足は人間の唾が嫌いなのだ。

たわらの藤太 (11)
たわらの藤太 (12)
たわらの藤太 (13)
藤太はお礼として米の尽きることのない俵などの宝物を贈られた。このことから「俵藤太」と呼ばれるようになった。

たわらは「田原」と書くこともあるが、こちらは領地の場所や出生地など諸説ある。ちなみに「藤太」は藤原氏の長子(太郎)と言う意味。

群馬県の俵藤太ゆかりの地(言い伝え含む)としては、誕生の地やお墓(供養塔)、戦勝祈願に植えた杉など。また、藤太末裔の藤姓足利氏、赤堀氏、桐生氏、大胡氏、園田氏、斎藤氏(岩櫃)などが、群馬県(上野国)史に名を残している。


5月25日放送の「奇跡体験! アンビリバボー」を観て、思わず涙がこぼれてしまった。

「あなたならどうする? 決断スペシャル」と題し3本のエピソードを放映したが、その中の「壮絶! 暴走バスを止めろ」は心に響くとともに、考えさせられるものだった。

昭和22年(1947年)、終戦間もない長崎県での実話。長崎バスの車掌さんをやっていた当時21歳の方が、身を挺して乗客を救った話。
(詳細は長崎バスHP「打坂地蔵尊 ~勇気ある殉職、鬼塚車掌~」参照)

簡単に言うと、当時の木炭バスが急坂でブレーキ故障を起こし、断崖目がけ後退し始めた。乗客30名余りを救うために車掌さんがとった行動は・・・。

自ら後部車輪の下に飛び込み、自分の体を輪止めにしバスを停車させた。

アンビリバボー (1)
アンビリバボー (2)
現在、同所に車掌さんを慰霊する地蔵尊と功徳碑が建っている。昭和49年(1974年)長崎バス設置。

アンビリバボー (3)
長崎バスは毎年車掌さんの命日に、慰霊法要を行っているという。

まさか自分で輪止めなるんじゃないかな? などと漠然と思いながら観ていたら、本当にそういう行動を取り、しかも亡くなってしまった車掌さん。勇気と決断、責任感などという言葉が浮かんだけど、凡人のオレにはとうてい思いも至らぬことだ。

長崎バス内でもこの逸話は埋もれていたようだが、地蔵尊建立時の社長さんが気づき、車掌さんの勇気を讃え後世に語り継ごうとしたようだ。

感動したなどと言うと陳腐になってしまうが、とにかく勇気の決断に敬意。そして合掌。


先日(と言ってもけっこう前)、久しぶりに「猿の惑星」を観て面白かったので、続編を借りてみた。(「久しぶりの『猿の惑星』」参照)

続・猿の惑星は昭和45年(1970年)の制作。

続・猿の惑星 (1)
行方不明になったテイラー(チャールトン・ヘストン)を捜索するためブレント(ジェームス・フランシスカ)も未来の地球へやってくる。よく同じ年代の同じ場所にたどり着くものだと思ってしまうが、まあいいでしょう。

続・猿の惑星 (2)
ジーラとコーネリアスは相変わらず人間にやさしい。

続・猿の惑星 (3)
今作はゴリラがかなり悪役になっている。

続・猿の惑星 (4)
地下に逃げ込んだブレントが見つけたのは地下鉄の駅。そこにあった看板には「ニューヨーク サマーフェスティバル」の文字が。数千年経っているとは思えないほどクリアな看板(笑)。

続・猿の惑星 (5)
ミュータント化した人類が出てくるが、地上の人類(言葉を話せない)との違いが唐突で。人類が2系統に分かれたということかな。

続・猿の惑星 (6)
そのミュータントが信仰する「コバルト爆弾」。弾頭にコバルト爆弾が入ってるのかな? かなり小型化に成功してる(笑)。

続・猿の惑星 (7)
ノバが死んじゃうという記憶はなかった。

続・猿の惑星 (8)
ラストで瀕死のテイラーがコバルト爆弾のスイッチを押し、そのため地球が消滅したとナレーションが入って終わる。

オレの薄い知識によると、コバルト爆弾は爆発時の破壊力よりも、その後の被害を重視した爆弾。残留放射線の影響で生物への被害を大きくする。だからラストのナレーションはちょっと・・・。

まあ、映画にいろいろ突っ込んでもね。

ところで、チャールトン・ヘストンは「続編を作るべきではない」と言い、出演すること自体も断っていたが、プロデュ―サーから「どうしても」と言われ、
「テイラーの出番をできるだけ減らし、最後に死ぬようにする」
「自分に支払われる予定の出演料は全て慈善団体に寄付する」
という条件で出演したという。

アメリカでは初作と同じくらいヒットしたというが、断然初作の方が面白かった。


7月25日に放送された日テレ「うわっ! ダマされた大賞2016」を観た。観たと言っても、録画しておいたのを今頃観たんだけど。

この番組は過去何回か観ているけど、「ちょっとマンネリ気味で少し飽きてきた感じ」ってのが素直な感想。でも今回の最後の好感度低いタレントがゴキブリに扮して行うドッキリ(と言うか嫌がらせ?)だけは、とっても面白かった。

内容は、好感度が低いタレントがゴキブリに扮してターゲットに卵ジェルをぶっかけるというもの。しかし、このシチュエーションが面白かったわけではない。好感度女王・佐藤栞里をターゲットにした際の、好感度低いタレント(菊地亜美、矢口真理、芹那)の心情が浮き彫りになったから。

ダマされた大賞 (1)
佐藤栞里が誕生日が近いということで、スタッフから花束とケーキが贈られたんだけど、その時の3人の表情すごくいい(笑)。

ダマされた大賞 (2)
ダマされた大賞 (3)
ダマされた大賞 (4)
大きなケーキが出てきたことに驚く芹那と矢口真理。さらには、その後に映った菊地亜美の切ない表情が何とも言えないくらい素晴らしい(笑)。好感度の低い自分らと違って、撮影後にスタッフから大きなケーキが贈られることの差。

もちろん、花束とケーキは演出だけど、佐藤栞里なら有り得るかもと思わせる。

好感度の高いタレントと低いタレントを対比させて笑いを取るという、ある意味きつい演出だが、菊地亜美の表情(心情)は制作側の思惑通りと言ったところか。

そんな思惑に引っ掛かったオレは爆笑だった。この場面だけ何度も観てしまった。ゲスな笑いであることは充分承知しているが、菊地亜美のキャラの為せる技かな。


7月31日に放送された「真田丸」の中で、真田信幸の子・仙千代が紙おむつをつけて登場した(笑)。

真田丸 (1)
真田丸 (2)
子役(と言っても赤ん坊)を抱きかかえた際に、着物が大きくはだけ紙おむつがあらわになった。

オレは「真田丸」を観ていないので、ネットに出回っている上記写真を見ただけだが、確かに現代の紙おむつがはっきり写っている。まあ、予想以上に子役の着物が大きく捲り上がってしまったのだろうが、意外とスタッフも気が付かないものだ。

当のNHKはというと、「視聴者の皆さまのご指摘で気付きました。ご指摘ありがとうございます」と言っているので、実質ミスだと認めている。

大河ドラマなんて所詮娯楽ドラマなので、この程度のミスは目くじらを立てるほどのものではない。

普通に観てるだけでは、こういうミスには気づかないと思う。みんなよく気付くなぁ~と感心してしまう。

*8月6日追記
8月6日の再放送を観た。なんと、紙おむつ露出シーンがカットされていた! さあ、出るぞ出るぞと観ていたら、すぐ次のシーンへ行ってしまった。NHK対応が早いな。しかし、つまんなかった。


本記事内には映画「猿の惑星」に関して、未視聴の場合知ってしまうとおもしろさを損なう「ネタバレ」内容を含んでいます。有名な作品だが、未視聴の人もいるかもしれないので、一応ご注意を。


「猿の惑星」のBDを借りてきた。
「猿の惑星」は昭和43年(1968年)公開のSFアドベンチャーもの。当然、TVで放送されたのを何回か観たのと、DVDでも観ている。何回も観ているのに、また借りたということ。

猿の惑星 (1)
猿の惑星 (2)
猿の惑星 (3)
制作から50年近く経っているが、猿の特殊メイクは素晴らしいできだ。

ところが、記憶にある日本語の吹き替えセリフが少し違う。BDが発売されたのは平成26年(2014年)らしいので、現在では不適切とされた言葉が変わっているようだ。

猿の惑星 (4)
猿の惑星 (5)
猿の惑星と言えば、「衝撃」のラストシーン。米ソ冷戦下、核戦争で人類は死滅したイメージかな。確かに節々に「反戦」を思わせるセリフが出てくる。

ところで、ラストのテイラー(チャールトン・ヘストン)のセリフがいまいちになってた(日本語吹き替え)。「なんだこりゃ」って言うくらいダサくなってる。「go to hell」を「地獄に堕ちろ」ってセリフにしちゃダメな時代なんだね。

まあ、ストーリーは面白いと思うが、突っ込みどころもいっぱいある(笑)。人間を下等動物として見ており、しかも毛嫌いしているのに、なぜ人間狩りでケガをした人間を手術してまで治療するのか? とか。(輸血までしてくれる)

ちなみに「猿の惑星」は邦題で、正式は「PLANET OF THE APES」。APEであって、決してMONKEYではない。APEって一般的には類人猿とか猩々とか訳されると思う。

厳密に言えば、「猿の惑星」に「猿」は一匹も出て来ない。とは言え、「類人猿の惑星」とか「猩々の惑星」ではしっくりこないけどね。

続編が作られたけど、どんどんつまらなくなっていった(という記憶)。あと4作もあるので、気が向いたら観てみよう。


参院選の開票番組を観ていたら、なぜか「小泉進次郎特集」。チャンネルを隣にしても小泉進次郎、その隣も小泉進次郎。

後で調べたら、20時12分から37分までの間に、東京キー局の5局すべてが「小泉進次郎」特集をやっていたらしい。さらには、20時22分から24分は内4局が同時に流していたらしい。どこのチャンネルにしても小泉進次郎だった理由が分かった。

しかし、開票速報番組でなぜ?

20時に各局一斉に出口調査による議席予測を出し、それにちょこっと解説を加えると、あとは実際の開票が進むまでやることがないからだ。そこで人気者の小泉進次郎を使った特集を流し、何とか視聴者を確保したかったから、ということだろう。

あまりにも安直な発想で、笑ってしまう。

開票速報は各局変わり映えせず、どこを観るという明確は意思は視聴者にはない(多分)。高齢者はNHKというのがあるかもしれないが。結果的には安定のNHKに次いだのは、池上彰のテレ東だった。(池上彰の各党首や首脳への質問が鋭いと評判らしい)

オレは番組冒頭の出口調査結果による議席予想を各局はしごし、その後つまんない小泉進次郎特集が始まったので、早々に開票速報番組を観るのをやめ、録画しておいたちびまる子ちゃんなどを観ていた。

開票速報を再度観はじめたのは、深夜0時ころからだ。激戦区の結果がぼちぼり分かり始めるので、これで充分だった。

各局のコメンテーター(ニュースキャスターや解説員、有識者など)がしたり顔でつまらないことを言っているのを観る気はまったくない。また、当選者のバンザイや事務所風景みたいのも同様。

オレが観たいのは数字のみだから。


ルパン三世 カリオストロの城 (1)
「ルパン三世 カリオストロの城」のBDを借りてきた。
昭和54年(1979年)の作品なので、37年も前の作品だ。もう何回も観ているけど、何回観ても面白い。それに、クラリスがかわいい!

ルパン三世 カリオストロの城 (2)
ルパン三世 カリオストロの城 (3)
冒頭のカ-チェイスの場面は、映画監督スティーヴン・スピルバーグが「映画史上最も完璧なカーチェイス」と評したといわれている。

ルパン三世 カリオストロの城 (4)
ルパン三世 カリオストロの城 (5)
ルパンが空中を跳ぶシーンは有名だ(と思う)。アニメならでは演出だ。撃たれちゃうシーンは、初めて観たときは「えっ?」って感じだったかな。

ルパン三世 カリオストロの城 (6)
ルパン三世 カリオストロの城 (7)
ルパン三世 カリオストロの城 (8)
ルパン三世 カリオストロの城 (9)
とにかくクラリスがかわいい。清楚でいじらしいのに、時に積極的な行動をしたり。世の男どもの理想の女性だと思う。

ラストではウルウルきてしまった。何回も観ており、ストーリーも隅々まで知っているにもかかわらず。歳をとったかな(苦笑)。


NHKの近江友里恵アナが「ちょっとしたこと」からネットを騒がしている。

NHK・近江アナ ブラウス逆 (1)
左が近江アナ。
6月20日の朝の情報生番組「NHKニュースおはよう日本」のひとこま。近江アナはギンガムチェック柄で、前に大きなリボンが付いているブラウスを着ている。

この映像を観て、あることに気づいた人がいる。「ブラウスの前後が逆ではないか?」

えっ、そうなの? オレには何の違和感もないが。

NHK・近江アナ ブラウス逆 (2)
このブラウスのカタログ写真を見ると、背中にリボンが付いている。それに、はっきりと「Backリボンギンガムブラウス」と書いてある。

オレ的には、12960円という値段に目が行ってしまうが。それは置いておき・・・。

どうやら近江アナが本当に間違えて着たらしい。

これは本人的には相当恥ずかしいことだと思うが、ネットの反応は
「近江アナいいよね。おっちょこちょい感がすごく好き」
「普通にかわいい」
「全く問題ない。わざとい逆に着てもいいくらいのレベル」
「近江アナの可愛さでカバーできる」
など、意外とフォローする人が多数。

確かに、どっかの局の女子アナのように、タレントと勘違いしてるんじゃないか! 的な雰囲気もなく、好感度が高そうなことはうかがわれる。(まあ、HNKの女子アナなら当然か?)

「ブラタモリ」のアシスタントをしているようなので、今度観てみるか。


年末・年始の暇つぶしに、ルパン三世(TV1stシリーズ)のDVDをレンタルして観ていた。

ルパン三世のTV1stシリーズは昭和46年(1971年)から翌年にかけて放送されている。オレは年代的にオンタイムで観てない。夕方にやっていた再放送を観ていた記憶がある。小学生だったような気がするけど、中学生かなぁ~。

今回書きたいのはルパン三世の紹介ではなく、劇中に高崎市関連のものが出てきたのを見つけた! ということ。

第22話「先手必勝コンピュータ作戦!」
ルパン三世 (1)
なんと、「やまな」という名の駅が登場!調べてみると、日本全国で「やまな」駅は上信電鉄の「山名」駅(高崎市山名町)以外には見つからず。

第23話(最終話)「黄金の大勝負!」
ルパン三世 (2)
「だるま弁当」という弁当屋さんが登場! 「だるま弁当」ってのは、高崎市にある「高崎弁当(たかべん)」が売っている駅弁「だるま弁当」を名を使っているのではないか?

調べてみると、名古屋に「だるま」という弁当屋さんがあり、やはり「だるま弁当」というのを売っている。なので、高崎市の「高崎弁当」の「だるま弁当」がネタ元とは言い切れないが、第22話に「やまな」という駅が出てくることから、やはり高崎市の「だるま弁当」がネタ元の可能性は高いと思う。

製作スタッフの中に高崎市出身(もしかしたら山名町出身?)の方がいたのかもしれない。(名前が分かっているスタッフ中に群馬県出身者は見当たらないが・・・)

参考までに「山名駅」と「だるま弁当」。だるま弁当は税込1000円。
山名駅
だるま弁当



12月13日に終了したNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の年間平均視聴率は12.0%で過去最低タイだった(同最下位は2012年の「平清盛」)。

初代群馬県礼・楫取素彦が扱われるということで、群馬県は相当期待していた。関係市町村も同様だ。「花燃ゆ推進協議会」を設立し、各種情報を発信していたようだ。
(「NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に期待する群馬県の思惑は・・・ 」参照)

オレ、1回だけ「花燃ゆ」を視たんだよね。と言っても10分くらいだけど。群馬県シリーズに入ったという話を聞いて、どんなもんか視てみた。10月頃(?)だったか、土曜昼の再放送。

ちょうど寿(優香)と文(井上真央)が馬車で前橋に移動してきたところだった。

風がビュービュー吹いていて、砂埃がまっていて、その中を樽だか桶がゴロゴロって転がっていた(苦笑)。さらには、いきなり2人の乗った馬車が荒くれ者に襲われる。おいおい、当時の群馬(前橋)のイメージってどんなんだ?(笑)

直後にオレが大嫌いな三田佳子が出てきたんでチャンネルを変えちゃったけどね。この間が約10分。もちろん、それ以降2度と視ることはなかった。

群馬県+前橋市などの関係市町村は、当初の思惑通り良いPRができたのかな。騒いだ割りには・・・ってのが本音じゃないの?

さて、来年の大河ドラマは真田信繁(幸村)が主役の「真田丸」だそうだ。県北(沼田市など)は真田氏ゆかりの地だ。信幸(信之)正室・小松姫や信之長子・信吉の墓所もある。

また群馬県+関係市町村は「真田丸」に期待していると思うが、日曜の夜は家族そろって大河ドラマ、なんて時代じゃないから。過度な期待はしない方がいいよ。

ちなにみ、オレは視ない!!


録画しておいた「しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間SP」を観た(9月14日放送)。

元巨人の元木大介のラーメン店経営における失敗談をゆる~く笑いながら観た後、辺見マリが登場。辺見マリは辺見えみりの母親というくらいしか知識がなかったが、すっごい話過ぎてちょっと辛かった。

しくじり先生 辺見マリ
なんと「拝み屋」に洗脳されて5億円取られたということだ。辛辣な話を、多少笑いをつけた構成になっていたので観ていられたが、これをシビアに話されたら観てられなかったと思う。

番組中では「拝み屋」をイニシャルで言っていたが、ネット上ではその名前も明らかになっている。でも偽名だろうなぁ~。ちなみに、神田と安藤ということみたいだが。

騙される過程を上手くまとめて話していたが、「なぜそこまで騙される?」って思う。でも、家族の不幸話をされたら、やっぱりみんな不安になる。こういう人の弱みに付け込むところが、連中の汚いところ。

この手の話はけっこう色んなところで聞くけど、その内容を細部に渡りTVで話したのは、辺見マリが初めてかもしれない。これで、同様の被害がなくなればいいと思うが、洗脳や深い信心に嵌った人は、聞く耳を持たないからどうなんだろう??

しかし、5億円は大金だ。芸能人だからと言って笑える金額ではない。きっと、辺見マリを騙した「拝み屋」は、別のところでも同じことをやってるんだろうな。

辺見マリが洗脳されていたのが2001年までと言うので、もう14年も経っている。新たな被害者(被害に気づいているかも分からないが)が他にもいるかもしれない。

自分はどうか? となると、どうなんだろう。騙されない(洗脳されない)と思うけど、組織プレイでかかってくる相手に、ひとりで対抗することができるか?

持つべきは何でも相談できる親族・友人がいるかといったところか、などといろいろ考えてみたけど、連中はカネの無いヤツには寄ってこないという真理に気づいた(笑)。


ジャイアントロボのDVDを借りてきて観ている。
(「ジャイアントロボ」参照)

敵(BF団)の日本支部長が次々に代り、キャラがどんどん人間離れしていくことに苦笑したり、ロボが新しい兵器を繰り出すのを驚きながら観ていたが、最終回はちょっと感動ものだった。

ジャイアントロボ (11)
ジャイアントロボ (12)
ギロチン帝王の策略でジャイアントロボのエネルギーが尽き、ロボが動かなくなってしまったが、予備エネルギーで再始動してからロボに感情が芽生えるみたいな感じ。

ジャイアントロボ (13)
ジャイアントロボ (14)
ジャイアントロボ (15)
ジャイアントロボ (16)
「どうして僕の命令が聞けないんだ!!」との大作少年の叫びも虚しく、命令を無視してギロチン帝王ともども宇宙へ。

ジャイアントロボ (17)
最後はギロチン帝王もろとも隕石に・・・。

ジャイアントロボ (18)
ジャイアントロボ (19)
大作少年他、ユニコーンメンバーが敬礼をしてロボを追悼するシーンはいいね。涙を流す大作少年にウルウル。こういう一種の自己犠牲の精神で世界(仲間)を守るみたいなのは、日本人に好まれるシチュエーション。

ロボに感情が芽生えるみたいなのは、最終回前から伏線が張ってある。機能停止したロボが大作少年の涙で再始動したり、偽物の大作少年の命令よりも本物の涙の叫びに反応したりと、最終回に向けてロボと大作少年の「友情物語」みたいな雰囲気が出来ていく。

ジャイアントロボの最初の頃は、普通にBF団の怪獣と戦うロボ、みたいだったのが、後半は明らかに作りが変わってきたように感じた。まあ、これも連続で観ていたから感じたことかもしれないが。

ところで、前の記事でジャイアントロボが命令を受けた際に発する声はなんと言ってるのか疑問と書いたが(オレには「フンガァ」と聞こえる)、いろいろ調べてみたら諸説あった。「マッ」「マッシ」「マッシュ」「マ゙」など。「マ゙」ってなんて発音するんだ(笑)。

どうやら正解は「マッシ」らしい。うぅ~ん、「マッシ」ねぇ。
オレは何回聞いても「フンガァ」と聞こえる(笑)。


ジャイアントロボ (1)
ジャイアントロボ (2)
ジャイアントロボのDVDを借りてきた。何となく昔観た記憶があり、懐かしような覚えてないような・・・。

ジャイアントロボは、横山光輝作のSFロボット漫画を特撮テレビ化したもの。昭和42年(1967年)から昭和43年(1968年)の放送ということなので、オンタイムでは観ていない。多分、再放送を観たんだと思う。(小学生1、2年(?)の頃、夏休みに観たような記憶が・・・)

ジャイアントロボ (3)
外観はスフィンクスがデザインのモチーフとなっている。動力は原子力。昭和40年頃には、原子力が次世代のエネルギーって認知されてたんだね。

ジャイアントロボ (4)
ジャイアントロボは、草間大作少年(左)の声でのみ動かせる(右は南隊員)。たいした指示はしてないので、ほぼオートマティックだね(笑)。でも、大作少年はかわいいね(変な意味でなく)。

ところで、大作少年が命令を出したときに、ジィアントロボが発する「声」はなんと言ってるんだろう? オレには「フンガァ」って聞こえるんだけど。

ギロチン帝王
敵方BF(Big Fire)団総帥・ギロチン帝王。

BF団
BF団大幹部のドクトル・オーヴァ(右)と初代日本支部長・スパイダー(左)。ドクトル・オーヴァは宇宙一の科学者・医師という設定のようだが、人質に「お前さん」などと話しかける日本通。江戸っ子か!(笑)

スパイダーは7話目で死んでしまった(全26話中、まだ1~7話しか観ていない)。それも、自分たちの怪獣の消化液のようなものを浴びて。ところで、この俳優さんは仮面ライダーでもショッカーの大幹部・ブラック将軍を演じていたらしい(ゴメンなさい、知らない)。特撮界における悪の人間体幹部の草分けの一人といえる。

ジャイアントロボ (5)
ジャイアントロボ (6)
ジャイアントロボ (7)
ジャイアントロボ (8)
ジャイアントロボには必殺技のたぐいはないようだが、7話までを観た限りでは、「ロケット弾」「メガトンパンチ」「レーザービーム」「火炎放射」(写真上から)を繰り出している。特に「ロケット弾」と「メガトンパンチ」は全話で出ていた。

ジャイアントロボ (9)
ジャイアントロボ (10)
上記以外にも、「キック」や「ヘッドロック」といった渋めの技も出していた。

ジャイアントロボと大作少年(+南隊員)くらいしか覚えてなかったけど(ギロチン帝王、スパイダーなんて、名前すら記憶になかった)、主題歌はほとんど覚えていた。当時、唄ってたのかなぁ。

約40年前の番組だということを考えれば、良くできていておもしろい!!まあ、敵方の戦闘員が小学生(大作少年)にやられてしまうほど弱かったり、吊り下げ用のワイヤーが微妙に映ったりするのは、特撮ものの「お約束」ということで(笑)。

さあ、8話目以降も借りてこよう!


最近、ドッキリ系の番組やコーナーが増えてきた。まあ、お笑い芸人などを引っかけるには、それほどコストがかからないし、それなりに笑いも取れるので、番組つくりには重宝するのかも。

で、何気にYouTubeでドッキリ系の番組を視ていたら、この番組を見つけた。2009年の放送らしいが、オンタイムで見た記憶もない。

ナイツの土屋が解散ネタで塙にドッキリを仕掛けるというネタ。まあ、よくあるシチュエーションなんだけど、視ているうちにだんだん涙腺が崩壊してしまった・・・。

興味が沸いた人は観てください。



お互いが尊敬しあえるっていいなぁ~。


「マツコ&有吉の怒り新党」の新3大◯◯で、元プロ野球選手の山本和範が取り上げられた。題して「山本和範の『ここ一番で証明した不死鳥ぶり』」

オレ自身は、山本和範という選手がいた記憶はあるが、細かい球歴はよく知らなかった。南海(のちにダイエー)と近鉄の選手だったから、関東の人間にはなじみが薄い。

ただ、最初に書いたように、名前を記憶しているので、まさしく記憶に残る選手! だったのかなぁ~・・・。

で、この「山本和範の『ここ一番で証明した不死鳥ぶり』」を観て、思わずもらい泣きをしてしまった。

特に38歳でファン投票で出場したオールスターゲームで、MVPに輝いた試合のヒーローインタビューで、「まさか打てると思ってもいませんでした、まぐれですよ」と涙を流したシーンにはジーンときてしまった。

久しぶりにすばらしい「新3大◯◯」だった。


実は昭和61年(1986年)10月21日にも警察庁から通達が出ている。

「交通指導取締りの適正な運用」として、広報及び該当指導活動を強化し、道路交通関係法令違反の未然防止に努めること。取締りのための取締りとなることのないよう、特に配慮するとともに(後略)。

なぁ~んてことはない、昭和42年の通達と同じことを言っている。つまり、交通取締りは何も変わらなかったということを、警察庁自らが認めているということ。

さらには、「取締りの場所、時間帯、内容、取締りに当たっての応接態度等について、指導教養を徹底し、適正、妥当な取締りが行われるよう努めること」とも言ってる。

色んな意味で、「妥当でない」取締りが行われているからちゃんとしろよ! ってことだね。

ほとんどの警察官は、しっかり職務を遂行し、治安維持、犯罪防止などに貢献している。そこはきちんと評価している。

ただ、3度目の通達が出ないよう、交通取締りに関しては改善の余地があるということ。

最後にまた言うけど、オレは「優良ドライバー」であるので、念のため。

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 「警察密着番組を観て思うこと
 「警察密着番組を観て思うこと その2


警察庁通達(昭和42年8月1日)は、現在でも全く改善されていない項目が多数ある。

速度規制の合理化では「交通の安全上支障のないものについては積極的に速度制限の緩和を図ること」。とある。

つまり、制限速度は適正にしろ、と言っている。実態は、基本40km制限で、国道など「いい道」が50km(うちの周り)。

変な例として、道幅が広く歩道もしっかりあるところが40km制限で、歩道がなく路肩表示の白線があるだけのところが50km制限なんて場所もある。

理由は簡単。50km制限の道の方が後からできたから。道幅が広がり、歩道が整備されても、前から40km制限の道は変更されてないってこと。

また、道路標識・表示の明確化では、
 指示標識・規制標示および指示が歩行者の目につきやすい状態となって
 いるか等についての点検の推進。
 警察署長が自ら管内の道路事情を十分に把握し、実態に即した所要の
 措置を講ずるようにする等、体制と方法の確立に努めること。

見ずらい・見えにくい標識はやまほどある。木の枝や葉などに遮られている標識、民家の塀などに遮られている標識、元々変な方向を向いている標識。こんな標識けっこうある。

こういう標識を見かけたら、所轄の警察署長に
「あんた、実態知らないでしょ。警察庁通達違反だね」
と嫌味を言っていいことになる。

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 「警察密着番組を観て思うこと


年末になったせいか、「警察密着もの」番組が各局で放送されている。まあ、1年中通してやってる印象もある。

警察官の治安を守る業務・活動や犯罪捜査には敬意を表しているが、一点だけ腑に落ちないというか、気に入らないことがある。

それは交通違反を取締る白バイを取り上げることだ。だいたい各局の放送で共通していることは、白バイ警官のスピード違反を見抜く「眼」「体感」をすばらしいと持ち上げ、交通事故撲滅に対する「熱意」はすばらしい、みたいな感じで放送している。

これはこれで、否定はしないんだけど・・・。

でも、彼らのやっていることは物陰や路地に隠れ、違反者を見つけ取締るという、取締りのための取締り。これには、「未然防止」という発想はまったくない!!

交通事故、交通違反を減らそうと思ったら、普通に走って(流して)いた方が効果的ではないか? または、路肩に停止し交通状況を見ていればいいじゃないか。

なぜドライバーから見えない位置にいないといけないのか?これが、取締りのための取締りといわれる所以である。

白バイやパトカーを見れば、スピードを出していたドライバーもスピードを落とすだろう。事故や違反の未然防止の観点からも、こっちの方を積極的に行うべきと思うが。

別に違反者を擁護する気は全くないが、この「隠れて」の取締りには納得できない。俗に言う「ネズミ捕り」もそうである。

ちょっと古いが、昭和42年(1967年)8月1日に警察庁から通達が出ている。通称42・8・1通達。「交通指導取締りに関する留意事項」として、ことさら身を隠して取り締まりを行ったり、予防または制止すべきにもかかわらず、これを黙認して後に検挙などをしてはならない。という一文がある。

上記の白バイ取締りは、明らかにこの通達に違反していると思うのはオレだけか?

警察としてはPRの意味もあって番組に協力しているんだろうけど、この場面を観るだびに、「隠れて取締ってんじゃねえよ。42・8・1通達違反だ!」といつも思う。

さらに通達には、こうも書いてある。
検挙のための検挙、あるいは取締りやすいものだけを取締る安易な取締りに陥ることを避けるとともに、危険性の少ない軽微な違反に対しては、警告による指導を積極的に行うこと。
警告ですませてくれる警察官など見たことも聞いたこともない。

自分が捕まったから文句を言ってるんじゃねえか? みたいな誤解があると困るので言っておくが、オレは「優良ドライバー」であるので、念のため。


12月4日に放送された「笑ってコラえて 吹奏楽の旅2013」を今頃観た。録画しておいたんだけど、なかなか観てる時間がなくて・・・。

横浜創英、春日部高、大阪桐蔭の3校が取り上げられていたけど、春日部高の部分が1番感動した。何と言っても、初心者の多い「普通の高校」ってところがいいよね。

埼玉県の地区大会敗退っていうレベルなんだけど、演奏後の表情の晴やかなこと。銅賞という残念な結果を受けての涙の清々しいこと。春日部高には申し訳ないけど、この位のレベルの高校をどんどん取り上げて欲しいね。

あと、「フレ~ッ、フレ~ッ」ってやってたお母さん、良い味出してたね(笑)。

大阪桐蔭は、間違いなく全国上位に入るレベル。まあ、ちょっとした差なんだと思うけど、本人たちは不満足なんだろうね。オレは素晴らしい演奏だったと思う。

全国大会の演奏が少し映ったけど、個人的に「すっげぇ~っ」って思ったのは精華女子!! ここは、去年「マーティングの旅2012」で取り上げられていてやっぱり「すっげぇ~っ」って思ったけど、座奏も凄いね!

もう一校というかひとりというか、個人的に「かっこい~っ」って思ったのが、淀川工科の鈴(?)を振っていた彼。童顔だったので1年生かもしれないけど、格好良かった。

「吹奏楽の旅」は是非毎年やって欲しいね。

ついでに、「チアリーディングの旅」も復活させて欲しい!


7月31日に放送された「FNSうたの夏まつり」(フジテレビ系)で、出演者のほとんどが「生歌」を披露した。

ところが、この「生歌」が下手過ぎると、ネットで話題になっている。オレはこの番組を観ていないので、ネット(主にツイッター)からの情報だということを、最初に断わっておく。

「生歌」はこの番組のプロデューサー意向(こだわり?)らしい。

まずはももクロ。miwaと歌ったらしいが、
 「ももクロが邪魔してる」
 「miwaの歌唱力つぶしとるやないかい!」

モーニング娘。
 「えっ!いまのモー娘。こんなに歌下手なの?」
 「素人ののど自慢ですか?」

乃木坂46
 「下手くそすぎんだろ?」
 「文化祭レベルやん」

Sexy Zone
 「歌練習せーや」
 「歌が下手すぎてセクシーじゃない」

などなど、アイドルグループへの非難というか、率直な感想が殺到。

まあ、歌手を名乗るなら、最低限の歌唱力は必要だろうと思う。でもAKB48も含めて「口パク」アイドルが多いが、あんまり歌が下手過ぎるなら、口パクもしょーがないかな。


4月8日、テレ東の「モーニングサテライト」で、大江アナがニューヨークデビューをしていた。

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この番組は朝5:45からの放送なので、もちろん録画で観たんだけど、当然のことながら、すっかり報道キャスター。

朝早いし、テレ東のニュース番組を観る必要性もないので、これで大江アナシリーズも終了ですな。

また、帰ってきてからネタになるようなことがあったら、ということで。

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