
チェーンソー技術を競い合う「ロガーズカップ」が5月16日・17日に藤岡市防災公園で開催された(主催はNPO法人ロガーズ・今井陽樹代表)。
競技種目は5競技。
・ソーチェン(チェーンソーに取り付ける「刃」のこと)着脱競技
・丸太合せ輪切り競技
・接地丸太輪切り競技
・枝払い競技
・伐倒競技

参加選手は北は北海道から南は九州まで、全国から25名ほど参加していた。競技前の選手の皆さん。リラックスしている方もいれば、チェーンソーを念入りに調整している方もいる。

ソーチェン着脱競技。ソーチェン(刃)を外し、バーの上下を入れ替えて取り付け、別のソーチェンを装着する。着脱のスピードだけでなく正確さも求められる。


丸太合せ輪切り競技。丸太を垂直に上下から切り出し、30~-80mm の厚さに輪切りにする。切り出す順番は下側から上側と決まっており、赤いラインの中で合わせる。

切り落とされた輪切りを見ながら解説するNPO法人代表の今井さん。数mmのささくれを「これが減点になる」と説明していた。写真では見づらいが、切断面に青チョークで測定結果などが書いてある。

接地丸太輪切り競技。丸太を上から垂直に30~80mmの厚さに切り出す。チェンーソーで接地面にキズを入れると、この競技のポイントは0点になる。

測定員による採点。この選手は接地面に切り込みが入ってしまい2本とも0点だった。本人も分かったようで「失敗したぁ~」と嘆いていた。


枝払い競技。6mの丸太にまっすぐ差し込まれた30本の枝を切り払う。枝払いの跡が5mm以上残ったり、丸太に深さ5mm以上または長さ35cm以上の傷がつくと減点。


伐倒競技。標柱にできるだけ接近するよう、選手は3分以内に木を伐倒する。実際の樹木を想定しているが、競技は部分木で受け口の深さ、角度、ツル幅、追い口と受け口の高さの差などを競う。

今回は会場外の休耕農地に実際に木を立て、デモンストレーションとして伐倒を行ったようだ(時間が合わなくて見られなかった)。
ロガーズカップ初観戦のため細かいルールや採点方法が分からず(説明はあったが)、いまいちピンとこないところもあった。しかし競技のすべては実際の「林業」に帰結しており、どの競技も林業の現場では欠かせないスキルが詰め込まれていることは理解できた。
切った木(丸太)は「商品」だとの意識が、各競技の採点基準に反映されていることも素晴らしいと感じた。例えば枝払い競技で、跡が5mm以上残ったり、丸太に深さ5mm以上または長さ35cm以上の傷がつくと減点されるのは商品価値が落ちるから。
また、非常に近距離から見ることができるので、チェーンソーのエンジン音から来る迫力を感じることができる。生木から出る木の香りや飛んでくる木くずから、久しぶりに「木材」を意識することができた。
ちなみに、今回主催のNPO法人代表の今井陽樹さんは日本チャンピオンで、今年3月にスロベニアで開催された世界大会にも日本代表のとして出場しているとのこと。









































