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Tigerdream が真面目なことから いい加減なことまで、適当に綴っているブログ

カテゴリ: 2018 平昌五輪


閉会式 (1)
平昌五輪が閉幕した。開幕前・直後あたりは、政治臭が漂い過ぎてどうなることかと思ったが、始まってしまえば選手が主役。いろんな不手際もあったけど、まあ何とかなった印象。

閉会式 (2)
小平奈緒が旗手を務めた日本選手団。

閉会式 (3)
閉会式 (4)
閉会式 (5)
閉会式 (6)
日本選手団は、過去最高の成績を残してくれた。
金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個の計13個は、地元開催だった長野を大きく上回る史上最多のメダルを獲得。

それにしても金メダル4個はすごい成績だ。特にそのうち3個は女子スピードスケート。前回ソチはメダルゼロだったと思うので、すっごい躍進だ。もちろん、メダルの数がすべてではないし、出場選手全員が大いに頑張った結果だと思う。

個人的には、高梨沙羅がメダルを取れて本当に良かった。ソチの泣きじゃくる姿が今も思い浮かぶ。

ところで、あんまり認識がなかったけど次は北京。その間の2020年には東京五輪もある。東京五輪まであと2年かぁ。時が経つのは早いね。


団体パシュートで、遅れた選手に責任転嫁するような発言をし、韓国国内から批難され、記者会見で謝罪してもさらに批難されるという苦境にあったキム・ボルムが、マススタートで銀メダルを獲得した。

キム・ボルム
韓国旗・太極旗を持ってウイニングランの途中、土下座のような格好で客席に頭を下げた。
「メダルについての考えより、申し訳ないという感情しか今はない」
とコメントしているので、謝罪の意思だったのかなぁ。 

キムはその言動などから、大統領府に代表資格の剥奪を訴える声が60万件以上も寄せられるという事態になっており、相当辛い状況だったと思う。個人的には、あの状況下でよくメダル取ったなぁと思うので、韓国国民もその頑張りは認めてくれるのでは?

ところで、朝日新聞はキムの動作を「ひざまづいた」と表現し、土下座前の姿の写真を掲載している。つまらない韓国への配慮に見えて、気にいらない。相変わらずの印象操作を五輪記事でもやっている。どしようもない新聞だ。


アルペンスキーのスーパー大回転で金メダルを獲得し世間を驚かせたエステル・レデツカが、本職のスノーボード・スーパー大回転でも金メダルを獲得した。前人未踏の「二刀流」を達成した。

エステル・レデツカ (1)
エステル・レデツカ (2)
2歳からスキー、5歳からスノボを始めたレデツカは、「どっちもやるのは無理だ。高いレベルにいきたければ、どちらかに絞るべきだ」と言い続けられたという。

どっかで聞いたことがある言い回しかと思ったら、一部野球評論家が大谷に行ってることと同じだ。まあ、これはこれで尤もなところもあるけど。

レデツカの話に戻すが、どちらも諦めずに両競技でW杯に出場するほどの選手に成長。今大会も、アルペンスキーとスノーボードでの出場を果たし、しかも両競技で金メダルを獲得するという離れ業を達成してしまった。すごいの一言しか思い浮かばない。


スピードスケートの女子マススタートで高木菜那が金メダルを獲得。団体パシュートに続き、今大会2個目の金メダル。

高木菜那 (1)
高木菜那 (2)
高木菜那 (3)
スピードスケートの最終種目となったマススタートでも、日本女子の勢いは衰えず、高木菜那が2個目の金メダル。同一大会で2個の金メダルは、夏季・冬季通じて女子初の快挙!

妹の美帆は五輪前から期待も大きかったが、姉も大活躍だった。姉妹で金3個、銀1個、銅1個を獲得、ご家族の喜びはいかに。

マススタート
今大会から実施されたマススタート。多人数が一斉にスタートし16周滑るもの。持久力、駆け引き、スパート力が必要とされると言うが、競輪を思い出してしまった。でも、これって面白いか?


カーリング女子は3位決定戦でイギリスを破り銅メダルを獲得した。日本カーリング史上初のメダルである。

カーリング (1)
カーリング (2)
カーリング (3)
予選4位で決勝トーナメントに進出した日本は、準決勝では惜しくも韓国に敗れたが、3位決定戦で勝利した。

北海道なまりの「そだねー」がかわいいなどと人気になっていたが、その実力も証明した。また、YouTubeやインスタなどに子ども達がカーリングのまねをする動画も多数投稿されており、ちょっとした「ブーム」にも。

でも、確か長野五輪の時もそんなことがあったような気もするので、今後も継続して人気競技になっていけるかってところかな。

カーリングの奥深さなどまるで分からないオレは、試合時間が長いこともあり、ほとんど観ていない。

ところで、代表は「LS北見」の単独チームだが、なぜカーリングは選抜の日本代表チームを作らないのだろうか? 男子も単独チーム。それだけチームワーク優先ってことなのかなぁ。


アイススケート・女子団体追い抜きで、日本チームはオランダを破り金メダルを獲得した。

チームパシュート (1)
チームパシュート (2)
チームパシュート (3)
高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃で臨んだ日本は、五輪新記録で優勝。準決勝のカナダ戦に出場した菊池彩花も含め、チーム力での勝利だ。

チームパシュート (4)
今季のW杯で3戦全勝。滑るたびに世界新を連発し、金メダルを期待された中での勝利。所属チームの枠を超え、年間300日といわれる合宿生活で培われたチーム力。「一週間練習すれば日本に勝てる」とか言っていたオランダを粉砕した。

個人的には準決勝に出場した菊池彩花が金メダルをとれて良かった。一時はパシュートの中核を担っていたが、2016年に脚の腱を切り1シーズンを棒に振リながらの復活。本当に良かった。

ところで、これで高木美帆は「金」「銀」「銅」の3色のメダルを獲得した。これは夏季・冬季通じて女子初の快挙!(男子は8人もいる) 女子アイススケート界の躍進を象徴する出来事だ。次回は男子も頑張れ。


女子アイスホッケー(スマイルジャパン)は、5-6位決定戦でスイスに破れ、6位で大会を終えた。

スマイルジャパン (5)
スマイルジャパン (6)
過去2度の五輪では1勝もできず通算10敗だったことを考えると、五輪に出場し2勝をあげたことは素晴らしかった。完敗と言えるような敗戦もなく、みな接戦だったことも期待を上回ると思う。

ただ、今後も継続して世界上位を目指すのは、なかなか大変だとも思われる。どれくらいの競技人口がいるのか知らないが、アイスホッケー自体の国内での人気の低さはいかんともしがたい。平昌五輪を機に、男子も含めて国内の競技環境が良くなることを期待するけど・・・。

女子サッカーのように強くなることですべてが劇的に向上した例もあるので、連盟を含めた今後の頑張り次第かな。


アルペンスキー・女子スーパー大回転で、チェコのエステル・レデツカが優勝。五輪史上最大級のサプライズを引き起こした。

エステル・レデツカ (1)
エステル・レデツカ (2)
レデツカは昨年のスノーボード世界選手権では、パラレル大回転で優勝、パラレル回転で準優勝の「スノーボード」の実力者。今回もスノーボードパラレル大回転で金メダル候補に挙がっている。

上位選手が滑り終わった後の26番滑走のレデツカは、暫定トップのアンナ・ファイト(ソチ五輪金)を0.01秒抑え驚きの金メダル。レデツカはアルペンスキーのW杯にも出場経験はあるとは言え、このレースには借り物のスキー板で出場していた。

レデツカのコメント。
「他の選手たちは大きなリスクをかけていませんでした。大きなプレッシャーがかかっていたに違いありません。もう本当に驚いています。いつも勝つために、良い滑走ができるように本気でトライしてますが、本当にこんなことが起きるなんて分かりませんでした」

上位選手はミスをしないよう、多少のリスク回避で滑ったのだろうが、それにしてもレデツカの金メダルはやっぱりすごいことだ。これで本職のスノーボードでも金を取ったら、究極の「二刀流」だな。


クロスカントリー15kmフリーに出場したメキシコのヘルマン・マドラソは完走最下位に終わった。

ヘルマン・マドラソ
優勝したスイス選手から約25分遅れでゴールすると、メキシコ国旗が手渡され、114位でゴールしたトンガの裸の旗手・タウファトファと111位のモロッコ・アジマニに肩車され祝福された。

43歳のマドラソは、1年前までスキー板を履いたこともなかった、ある意味「超初心者」。

鍛え抜いたアスリートが最高の技術を競い合う反面、冬季五輪に馴染みのない国々の選手が、頑張っている姿を見られるのも、どちらも五輪の良いところだと思う。


ピタ・タウファトフア (1)
ピタ・タウファトフア (2)
極寒の開会式で、上半身裸の民族衣装で旗手を務めたトンガ代表のピタ・タウファトフア選手は、クロスカントリー15kmフリーに出場し114位(119人参加)だった。

2014年のリオ五輪にはテコンドーで参加、今回は南国トンガでは「考えられる最も困難なスポーツに挑戦したかった」との理由でクロスカントリーに挑戦。

目標は「ライトが消される前にゴールすること」と「周囲の木に突っ込まないこと」だったらしい。

タウファトフア選手は2020年の東京五輪にも挑戦する意向を示し、「水がらみ」の競技で挑戦すると表明している。まあ、元々テコンドーの選手なので、テコンドーで連続出場を目指すとも空手で目指すともいわれている。

いずれにせよ、東京五輪に来て欲しい選手のひとりだ。


スピードスケート女子500mで小平奈緒が五輪新記録で金メダルを獲得。小平は1000mの銀に続く今大会2個目。金メダルは日本女子スピードスケート勢、初の快挙。

小平奈緒 (1)
小平奈緒 (2)
小平奈緒 (3)
小平奈緒 (4)
W杯500mで15連勝中で、当然のように金メダルを期待された中、素晴らしい滑りだった。今回は日本チームの主将で、主将は金メダルがとれないという嫌なジンクスも打ち破った格好だ。

今回から500mは一発勝負になり、アウト・インスタートの明暗もあるかと思ったが、小平は普通に実力を発揮し勝利した。

小平の金メダルで日本のメダルは計10個となり、過去最多の長野五輪に並んだ。また、国外大会では過去最多となる。


宇野と羽生
男子フィギュアで羽生結弦が見事に2連覇を達成した。宇野昌磨も銀メダルを獲得。日本勢のワンツーフィニッシュとなった!

羽生 (1)
羽生 (2)
羽生 (3)
羽生 (4)
羽生 (5)
羽生 (6)
羽生は3本の4回転ジャンプを決めるなど、王者にふさわしい演技を最後はガッツボーズで締めくくった。足のケガの影響を心配していたが、そんなそぶりも見せず、66年ぶりとなる五輪連覇を達成した。

宇野 (1)
宇野 (2)
宇野 (4)
宇野は最終滑走でプレッシャーがかかったのか、最初の4回転ジャンプで転倒。しかしその後は動揺もなく実力を遺憾なく発揮。羽生に続く見事な銀メダルとなった。

羽生の金メダルは平昌五輪での日本勢第1号。また、冬季五輪の個人種目では日本勢で初めて2大会連続優勝。これで、日本の冬季五輪の「金」は通算11個目。

IOCの発表によると、羽生の金メダルは冬季五輪1000個目だという。


フィギュア男子SPで羽生結弦が111.68点で首位にたった。宇野昌磨も104.17点で3位スタート。W表彰台も見えてきた。

羽生結弦 (1)
羽生結弦 (2)
羽生結弦 (3)
足のケガの回復を心配していたけど、4回転ジャンプを2度決めるなどノーミスの演技だった。本人も「特に不満な点もなく、自分自身も疑問に思うエレメンツもなくできたのでうれしく思っています」と話しているので、2連覇に向けて何の心配もなさそうだ。

宇野昌磨 (1)
宇野昌磨 (2)
宇野も大きなミスなく滑り、直後にガッツボーズ! 完璧ではなかったけど満足のいくできだったのだろう。2位との差は3.41点、4位との差は0.85点。もうひとつ上に行けるようにフリーも頑張ってほしい。


高木と小平 (1)
高木と小平 (2)
スピードスケート女子1000mで、小平奈緒が銀メダル、高木美帆が銅メダルを獲得した。高木は1500mの銀メダルに続き2つ目のメダル。

小平奈緒 (1)
小平奈緒 (2)
小平は今季1000mで世界最高記録をマークするなど、本命の500mだけでなく期待も大きかったが、ちょっと残念な銀メダル。本人も金メダルに届かなかったことに悔しさをにじませていたが、五輪でメダルを取ることの難しさを考えれば、素晴らしい銀メダルだと思う。まだ今季W杯全勝の500mがあるので、表彰台の1番高いところに立って欲しいね。

高木美帆 (1)
高木美帆 (2)
高木も先日の1500mに続き、素晴らしい結果だ。本人も「できることは出せた」と納得の笑顔だった。1大会で複数個のメダルは、スピードスケート女子では初の快挙だ。まだパシュートも残っており、この際だから3個目も取ろう。


複合個人ノーマルヒルで渡部暁斗が、前回のソチに続き銀メダルを獲得した。前回と同じドイツのフレンツェルに競り負けてしまった。

渡部暁斗 (1)
渡部暁斗 (2)
渡部は今季のW杯で個人総合首位を走っており、本人も周囲も金メダルを期待していたと思う。目標の金メダルにも届かなかったが、「メダルがある、なしでは違うのでほっとした」と喜んだ。

渡部暁斗 (3)
前半のジャンプでW杯の上位選手が失速する中、実力を発揮したところが、その実力を物語る。

ただ渡部は主要大会での優勝に恵まれず、「シルバーコレクター」の異名を取っているのも事実だ。異名返上のためにも、個人ラージヒルでは大願が叶うことを期待している。


スノーボード男子ハーフパイプで、平野歩夢が銀メダルを獲得した。前回のソチに続き2大会連続の銀メダル。

平野歩夢 (1)
平野歩夢 (2)
スノボ ド素人のオレでも平野の名前と金メダル候補だということは知っているほどなので、銀メダルに終わったことは個人的には残念だ。

しかし本人は「いまできる範囲では全力でやれた」と納得の表情をみせていたので、19歳の若さのわりに大人だなと。前回15歳で冬季五輪最年少メダリストとなって、奢ってもおかしくない年頃だけど、大怪我も乗り越えたうえに、よく4年間腕をさらに磨いてきたものだ。

こうなると、4年後にも期待してしまう。次回でもまだ23歳なので頑張って欲しい。


スマイルジャパンが五輪で初勝利をあげた日本vsコリア戦の客席に金正恩似の兄ちゃんが現れ、一悶着起こしていたようだ。

金正恩似 (1)
金正恩似 (2)
金正恩似 (3)
金兄ちゃんは北朝鮮からの応援団(通称「美女軍団」)に近づいて手を振ったところ、警備員につまみ出されてしまった。

金正恩似 (4)
右側の北の姉ちゃんが怒ってるわ(笑)。どうせ応援団には監視者が付いているんだろうから、この姉ちゃんの評価は上がりそう。逆に、うっかり笑っちゃった姉ちゃんはいないだろうな。粛正されちゃうのではと心配だ。

トランプと金正恩?
ところで、この金正恩似の兄ちゃんは、ハワードXの芸名を持つ芸人(?)さんのようだ。開会式にもトランプ米大統領のそっくりさんと会場に姿を現していたらしい。

本人は、「私の顔が気に入らなかったとしても、どうすることもできない。私はこの顔で生まれたのだから」と言っているらしい。でも、もう充分目立ったんだから静かにしていた方がいいぞ。金正男みたいにされちゃう恐れありだ。



平昌五輪のスピードスケート・ショートトラックで、また中韓がもめている。「また」と言うのは、前回のソチでも両国は険悪になっていたからだ。
(「どっちもどっち! 醜い中韓の中傷合戦 」参照)

ショートトラック
発端は2月13日の競技で約30分の間に中国選手4名が相次いで失格になったこと。中国のヘッドコーチは判定に激怒し、リンクから出て行ってしまったほどだ。

中国のネット上でも
「五輪は汚い。韓国人は本当に嫌だ」
「棒子(韓国人の蔑称)が汚い手を使い始めた」
「韓国は恥を知らない」
「直接、韓国選手に金メダルを宣告すればいいだろう」
など、韓国への恨み辛みがあふれ出した。

こうなると韓国側も過去の話を持ち出して中国選手をけなし出す。いつもの通りの中傷合戦になっている。

ついでの話として、韓国ネット民はカナダ選手へも矛先を向けており、インスタにひどい言葉を書き続けている。嫌気がさしたのか、カナダ選手はインスタを閉鎖している。

ショートトラックでの接触や転倒などはよくあることで、それが意図的かどうかの判定は難しい面がある。自国選手が失格になれば「なんで?」だし、相手国なら「当然!」となる。

五輪という大舞台では自国への身びいきがより大きくなるから、こんなことが起こるのだろうが、限度ってもんを知らないんだよな。

中国、韓国ともショートトラックは「お家芸」と呼べるほどの強国だ。逆に言うと冬季五輪ではこの種目しかないと言うくらいの存在。そんな競技での出来事だからなおさらだ。

反日のときは仲がいいのにねぇ(苦笑)。


スマイルジャパン (1)
スマイルジャパン(女子アイスホッケーチーム)がコリア(南北合同チーム)を4-1で破り、五輪史上初白星を挙げた。

スマイルジャパン (2)
スマイルジャパン (3)
スマイルジャパン (4)
地元ファンで埋まった「完全アウエー」の中、開始早々に先制点をあげると、中盤以降苦しみながらも追加点を奪い勝利。

地元開催で出場した長野、前回のソチ、さらに今大会も含め12連敗。女子は競技人口も少なく、厳しい環境の中やっとつかんだ初勝利だ。

同じような環境だった女子サッカーが、強くなればスポンサーも付き環境は激変。さらに強くなるという好循環でW杯を制覇するまでになった。

はじめの一歩は小さいが、って感じ。やっぱり強くならないと。まあ、アイスホッケー自体が日本でそれほど人気があるわけではないので、難しい面は多いと思うが・・・。

まずは、残りの順位戦2戦を連勝しよう!


スキージャンプの女子ノーマルヒルで高梨沙羅が銅メダルを獲得した。金メダルとはいかなかったが、ソチ五輪の雪辱を果たした。

高梨沙羅 (2)
高梨沙羅 (1)
今季は2強に勝てずに、試行錯誤もしたのではないかと思うが、よくぞここまで頑張ったと思う。しかも、外からのいろんな雑音も入ってきただろうに。

高梨と伊藤
実は、オレは密かに伊藤有希も期待してんだけど、9位と残念な結果となった。風にまったく恵まれなかったね。でも、高梨のメダル獲得を我がことのように喜んでいた姿は潔かった。


高木美帆がスピードスケート女子1500mで見事銀メダルを獲得した。

高木美帆 (1)
高木美帆 (2)
今季のW杯1500mでは4戦4勝だったとのことで、金メダルを期待されていたのだろうが、そういう重圧をはねのけてのメダル獲得は素晴らしいの一言だ。

「天才少女」と呼ばれ、中学生でバンクーバー五輪に出場した時の記憶はあるのだが、最近は情弱のため今季の活躍も知らなかった。(最近は小平奈緒の活躍がすごいので)

天才少女も23歳。ソチ不出場などが挫折なのかは分からないが、よく復活したと思う。残り1000mとパシュートでも頑張って欲しい。

それにしても、オランダ女子は強いね。3000mはメダル独占、この1500mも1位と3位。よくオランダ勢に割り込んだな。


男子モーグルで原大智が銅メダルを獲得した。今大会、日本勢初のメダルとなっった。

原大智 (1)
原大智 (2)
男子モーグルでは初のメダリストとなった原大智慧は、W杯での表彰台経験もない。それなのに、予選2回目(準決勝相当)をトップ通過。さらにはメダルまで獲得。いやぁ~、勝負強い!

日本人というと、どちらかと言えば勝負弱いのが相場だが、五輪の大舞台で実力を出し切れるのがすごい。

あの上村愛子ですら手の届かなかったメダルを、サラッと取ってしまった印象。上村愛子がすっごい喜んでいる映像が報じられたのを観て、ソチでの感動を思い出してしまった。


開会式 (0)
第23回冬季五輪・平昌大会が開幕した。史上最多の92ヶ国・地域が参加している。開幕直前に北朝鮮が政治色丸出しで出てきて、これに韓国とIOCが乗っかったのには辟易しているが。

開会式 (1)
開会式 (2)
開会式 (3)
開会式 (4)
日本チームは葛西紀明が旗手を務め、海外での冬季五輪最多となる124選手(男子52、女子72)が参加している。

スピードスケートやフィギュアスケーロ、スノーボード、女子ジャンプ、ノルディック複合などでメダルの期待がかかるが、選手個々人がそれぞれベストを尽くして欲しい。

トンガ
南の島からやってきたトンガ代表。旗手のピタ・タウファトファ選手は上半身裸で、下半身に民族衣装を身につけただけの姿。2016年のリオ五輪も同様のスタイルで参加(テコンドー)していた。極寒の平昌でもやってくれた。素晴らしい。

政治色丸出し感溢れていろいろ言われている(オレも言っている)けど、選手はそういうもの抜きに頑張って欲しい。


韓国の官民挙げてのオリンピックの政治利用が酷すぎる。北朝鮮の思惑に乗っかり、なんでもかんでも政治利用する浅ましさには引いてしまう。

IOCのオリンピック憲章には
「オリンピック区域、競技会場、またはその他の区域では、いかなる種類のデモンストレーションも、あるいは政治的、宗教的、人種的プロパガンダも許可されない」
とある。

合同入場行進に使用する統一旗に竹島が描かれているだけでもアウトなのに、フィギュアスケート・アイスダンスが使う予定の音楽には「独島」や「東海」を強調する歌詞付きだ。歌詞なしでもいいとか言っているようだが、そういう問題ではない。その楽曲が使われるということが問題なんだけど。

これ以外にも、スケート競技施設の周りに慰安婦像を建てたりしている。

2012年のロンドン五輪のサッカー日韓戦で、韓国人選手が竹島の領有を主張するボードを掲げて騒動になったのをもう忘れているのか?

IOCもいい加減なもんだ。元々出場資格のない北朝鮮の選手の出場を認めたこと自体が公平性に反するのに、「独島」「東海」なんて韓国の主張を認めたらIOCもお終いだ。「独島」の部分は削除されるようだが。

ところで、1936年のベルリン五輪でヒトラーがオリンピックの政治利用したのが憲章の大元になっている。日本国内で安倍首相をヒトラーなどと批判する福島瑞穂などの反日政治家は、この韓国のオリンピック政治利用をなぜスルーしているのか? 大嫌いなヒトラーのまね事をしてるのに。首相の顔写真にちょび髭をつけて、ヒトラーを模している左翼連中も同じ。韓国に言うことないのか?


韓国は平昌五輪に向け、法律を改正してまでも欧米人アスリートを帰化させている。韓国居住歴があれば、申請から1ヶ月で帰化が認められる。また、スポーツなどで傑出した人材には2重国籍を認めるというもの。その結果18人が韓国籍を取得し、平昌五輪に出場する。(アイスホッケー、バイアスロン、スキー、フィギュア、リュージュ)

五輪はスポーツの祭典と言っても、国威発揚の意味合いも未だに強く、一部を特別扱いしても好成績を残してくれればそれでいいという考え。

国家主導でやってるところが、なりふり構わない韓国らしいところだが、帰化選手たちはどんな結果を残してくれるのだろうか?

ちなみに韓国のメダル目標は、金8個、銀4個、銅9個、メダル獲得ランキング4位だそうだ。

まあ、まずは国内をもっと盛り上げることの方が重要みたいだけど。売れないケットを自治体などに押しつけ、やっと6割程度の販売のようだが、「買わされた」人は平昌まで来ないぞ。ガラガラの客席ばっかりじゃあ、みっともないから小学生でも動員するか?


韓国が平昌五輪をエサに北朝鮮に振り回されている。
南北会談で「首領様からのプレゼント」として、平昌五輪参加を言われすっかり舞い上がった韓国は、その後も次々と北朝鮮の思惑に飲み込まれている。

高官級代表団や応援団、芸術団、記者団などの派遣で合意したのに続き、開会式で統一旗をもって合同入場行進を行うこと、女子アイスホッケーの南北合同チームの結成も合意した。北朝鮮が真に五輪の平和的な開催を望み、さらには南北の友好を思い描いているのなら、こんな喜ばしいことはない。

しかし素人目に見ても、そうは思えない。北朝鮮が五輪を利用し韓国を世界的な北朝鮮包囲網から離脱させ、逆に韓国を盾に使おうとしているようにしか見えない。韓国を盾にさらなる時間稼ぎをし、核・ミサイル能力を向上・完成させようとしていると考える方が妥当だ。昨年、北朝鮮が20発もの弾道ミサイルを発射したことを忘れてはいけない。

韓国・文大統領は「北朝鮮の参加=平昌五輪の成功」と考えているようだが、すっかり五輪を「政治ショー」にしてしまった。

元々、北朝鮮で出場資格があったのはフィギュアのペアのみ。しかしいつの間にか、5種目22人が出てくることになった。フィギュアのペア以外は、出場資格もないのに出てくることになる。公平感からもおかしいだろう。

文大統領は女子アイスホッケーに関し、マイナー競技だし弱いからいいだろう的なことを言ってるけど、競技者にも失礼な言い分だ。

それにしても、韓国は世界各国から選手団を迎えるホスト国であることを忘れ、嬉々として北朝鮮の作戦に乗せられている姿は哀れにも見える。

まっ、どんな形になるにせよ、参加選手が安心して競技に専念でき、変な政治的な思惑とは無関係に、スポーツの祭典として成功することを一応望んでいる。

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