南米大陸初の五輪であるリオデジャネイロ大会が閉幕した。
日本選手団も晴やかに入場。吉田沙保里も笑顔を見せていた。
金色の帯を締めた小池東京都知事に五輪旗が引き継がれ、いよいよ4年後は東京五輪だ。小池知事は「バシッと決めたつもりだったが、旗をいただいた時に雨が激しくなり、ずぶぬれになりました」と苦笑い。返す返すも、舛添でなく良かった
東京とリオが繋がるカウントダウンパートでは、北島康介ら日本選手と「スーパーマリオ」や「ドラえもん」など日本のゲームやアニメの人気キャラクターが登場。
渋谷のスクランブル交差点からリオに「マリオ」が瞬間移動する演出の後、安倍首相がマリオに扮して登場した。「日本のキャラクターの力を借り、日本のソフトパワーを示したかった」
今大会、日本選手は金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個の計41個のメダルを獲得。選手の頑張りの成果が大きく表れた。
柔道、競泳、体操、レスリングで安定的な成績にプラスし、卓球やバドミントンのメダルはジュニアからの育成の成果が表れた。また、シンクロの復活や400mリレーなど若手の活躍もあり、東京五輪への期待を膨らませた。
メダルには届かなかったが、男子7人制ラグビーはNZ、フランスを破っての4位や女子バスケの8強入りなど、大いに日本中を沸かせてくれた。
東京五輪への課題も多いが、つまらないことで揉めてる場合ではないということだけは明らかだ。