立憲民主党と公明党が新党「中道改革連合」を結成し合流するという。「中道改革連合」は「生活者の生活を第一に考える生活者ファースト」「日本の平和を守る」を軸に、中道勢力を結集すると意気込む。まあ、意気込みは意気込みとして・・・。

公明党・斉藤代表の会見映像を見たが、「公明党の掲げる5つの政策の柱(旗印)の下に結集」と盛んに言っていた。ということは、実質的には公明党の政策(中道的なのかな?)に立民議員は賛同する前提での参加となる。

これを素直に聞けば、党名は「中道改革連合」だが「公明党に立民が吸収される」となる。それにしても立民の落ちぶれ具合がハンパないな。いやしくも野党第一党。ついこの間までは「政権交代だ」などと言っていた政党だ。

衆議院が解散され選挙にばれば、立民は「惨敗」は避けられないというのが衆目の一致するところだ。衆議院148議席から半減、最悪50議席程度とまでといわれている。

でも、これは自業自得だ。まともな政策議論ができる議員は、ほぼ皆無。揚げ足取りや失言狙いとしか思えないくだらない質問の数々。そんな中でも立民の評価を大きく下げたのは、昨年10月の高市首相所信表明演説に対する「ヤジ」だ。

女性初の首相ということもあり多くの国民が注視していた中、最悪の行為だった。首相の演説内容に対するヤジならまだしも(肯定はしないが)、最初の一言を発する前から「裏金!」などと叫んでいたバカ議員には、当然のことだが大きな批判が寄せられた。

こういうバカに対し、野田代表は「話を聞いて『おかしい』と発言することはある。だが聞かないまま、いきなりというやり方は、国民の理解が得られないのではないか」と電話で当該議員に「アドバイス」したと説明した。アドバイス?

これは多くの国民の批判(怒りと言って良い)に「火に油を注ぐ」ことになった。きちんと本人の口から謝罪をさせる必要があった。もちろん、これだけではない。Xに張り付き国民から批判に対し、法的措置(訴訟)をちらつかせながら反論するヤツ(複数いる)。

何を勘違いしているのか知らないが、傲慢発言を繰り返す「能なし幹事長」や「渡り鳥」。言い出せば切りがない。こういう政党支持率を下げるために発言しているのか? と思わせるような議員ばかり。そしてリーダーシップの欠片もない代表。

本来なら政府・与党と政策で対抗し、対案の数々で国民に対し「自民(自維)とは違う」を打ち出さなくてはいけない立場(野党第一党)のはず。ところが何をすることもなく、「批判のための批判」の繰り返し。多くの国民が呆れたのはいうまでもない。

そんな立民が最後にすがったものが、公明党の各選挙区「1~2万票」といわれる学会員票。有るのか無いのか分からない「都市伝説」のようにも思えるが、実質公明党に吸収合併される道を選んでも、立民(野田代表)はそうせざるを得なかったということ。

野田は旧民主党がなぜ政権を獲れたかを思い出すべきだった。結果的に何もできなかったが、あのときは「政策」を語っていた。「未知数だが一回やらせてみるか」と国民が思うくらいの熱量があった。あれを成功体験ではなく、失敗体験として捉えているのか? 以降、旧民主党出身者は「政策」を語らず、批判しかしなくなった。

最後に、参議院議員や地方議員を残しての新党とか、何を生ぬるいことをやっているのか。失敗しても帰る家があるみたいな保険を掛けているようでは、覚悟のたかが知れている。「背水の陣」で臨む覚悟もないようでは勝てるわけがない。