先に行われた参院選東京選挙区に無所属で立候補した山尾志桜里。結果は106,230票(16位/32人)であえなく落選。

山尾は国民民主党から全国比例で公認・立候補する予定であったが、過去の不倫疑惑やガソリン代の不正計上問題、議員パスの不正利用といったことへの批判が噴出。さらには、やっと開いた会見(6月10日、出馬会見の名目)で「回答拒否」を連発。新たな批判を招くことになり、国民民主から公認を取り消された。参院選は「意地」で出馬した(東京選挙区)が、上記の通り落選した。

普通に考えれば「そりゃそうだ」でしかないのだが、山尾の捉え方は違うようだ。山尾は選挙後のインターネット番組で「国民民主党に対して何か思うことはるか?」と問われると、「今回の公認取り消しって、やっぱり特に女性候補者に対する政党の扱い問題っていうのを、すごく浮き彫りにしたんじゃないかなと思う」だそうだ。

「私が女性だから公認を取り消された」と言わんばかりの物言い。6月10日の会見時、極左活動家(自称・記者)が「(不倫問題で)男性以上に女性が厳しく追及されるのは疑問に思う」とサポートされたことに、気を良くしていたのかもしれない。

しかし、批判点は「不倫問題」だけではない。政治資金問題(多額のガソリン代の件)や議員パスの不正利用問題。こちらの2点をより問題視していた国民(有権者)も多いと思う。

もちろん、国民民主党としての問題もゼロとは言わない。特に玉木代表個人の問題は大きいと言える。玉木は山尾を引っ張り出したら多くの批判が出るだろうとの想像力が働かないような愚物。公党の党首の器ではない。

これらのことがあったとしても、やはり一番は山尾自身の問題だ。決して山尾が「女性」だからではない。「女性候補者に対する政党の扱い問題」でもない。それを「国民民主がぁ~!」とか「女性候補者への対応がぁ~!」と言うのは明らかな間違いと言える。

結局は、山尾が一連の騒動において「何が問題なのか?」を未だに理解できていないことを示している。それは「政党」でもなければ「性別」でもない。「山尾自身」の問題である。

山尾のプライドが相当高いことは、過去の言動や会見からも分かる。そんなプライドを満たす自身の立ち位置が「国会議員」だとするなら、国民からすれば迷惑でしかない。また同様に、自身の問題を「女性」への問題とするすり替える(矮小化)行為は、女性から見ても迷惑なことである。

最後に、山尾が立候補した東京選挙区には無所属の女性も立候補していた。知名度は山尾の足下にも及ばない女性だ。山尾のように著名人(小林よしのりなど)の応援演説もない。しかし彼女の得た得票数は235,411票。山尾の2倍以上だ。信念を持って訴えれば、国民(有権者)に伝わることを示した。

「政党がぁ~!」とか「女性候補者への対応がぁ~!」って相当恥ずかしいことだと分かるだろう。自分を「被害者」認定してみたところで、自身への評価が何ら好転することはないぞ。

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 「山尾志桜里の被害者ズラの皮は相当厚い