元兵庫県明石市長の泉房穂氏が、今夏の参院選に兵庫選挙区から立候補する意向だと言う。
(「パワハラ泉房穂が前言撤回で参院選に立候補だってさ」参照)

朝日新聞も泉の立候補を「前明石市長の泉房穂氏、参院選出馬へ 立憲・国民の県連が支援見通し」との見出しで報じている(署名は神戸総局・杉山あかり)。

そこに書かれている泉の紹介と言うかプロフと言うかは「高校生までの医療費を無料にするなど、子育て関連の施策で市民から強い支持を受けた」とあるのみ。パワハラ・暴言で2度も辞職していることなどは一切書かれていない。

果たして、泉の紹介として適切なのだろうか?

杉山のもっとう(仕事で大切にしていること)は「様々な視点に立った上で取材、記事を書くようにしています」だそうだ。杉山の「様々な視点」の中では、泉の「パワハラ辞職」は見えないらしい。それどころか、無かったことになっているのかもしれない。

こういう記事を見ると、朝日新聞が(杉山がかもしれないが)泉をステルス支援していることは明らかだ。こんな泉の「パワハラ」は問題視しないが、斎藤兵庫県知事のあやふやな「パワハラ」は大きく批判する。

「ダブスタ」が社是とも言える朝日ならではだ。