元兵庫県明石市長の泉房穂氏が、今夏の参院選に兵庫選挙区から立候補する意向だと言う。もちろん法律上の立候補要件(被選挙権)を満たしていれば、誰でも立候補できるわけだが。ただちょっと違和感がある。
現在はオールドメディアのワイドショーなどのコメンテーターとして顔が知られているが、市長時代の行動や言動を見るにつけ、国会議員にふさわしいかと言われれば「???」ではないだろうか。
特にあのパワハラ(ひどい暴言)問題は、もう誰も気にしてないのか? その問題を受け、本人も「暴言の責任を取り政治家を引退したい。あらゆる選挙に立候補せず、違う形で活動したい」って言ってたはず。しかもパワハラ辞職は2度もだぞ。
オールドメディアでの発言も、自分のパワハラ問題など無かったかのように他人(斎藤兵庫県知事だけど)を批判していた。こういう「自分のことは棚に上げて」は好きになれない。一部の界隈からは人気もあり待望論というか歓迎されているようだけど。
泉はXでの東国原とのやり取りの中で、「国民生活は苦しくなるばかりなのに、永田町の政治家の大半は私利私欲と党利党略。マスコミで発信するだけでは、国民を救うことはできず、もどかしい思いでした。有言実行を果たすべく、動き始めることにした次第です」と述べている。
格好良い事を言っているように見えるが、その「有言実行」に「政治家引退」は含まれてないようだ(苦笑)。ただのダブスタだな。自分の前言を撤回するのなら、それなりの説明が必要だ。
まあ、恐らく「もう立候補しないと言ったが、今の日本を思う気持ちがぁ~!」とか言うんだろうな。泉は「今、政治がやるべきことは、『国民生活を支える』ことだ」と、公約らしきものを書いているが、いとも簡単に前言を撤回するヤツは今後も撤回するぞ。
自分の言葉を守らないヤツが、国民との約束(公約)を守るわけがない。
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