衆議院選の真っ最中だ。いろいろなメディアの事前予測をまとめると、自民大敗・立民大増加ってところらしい。自民議員の裏金(実際は不記載)問題が、相当毛嫌いされているようだ。野党の不記載議員や不祥事議員は、各メディアの「報道しない自由」に守られている。

ある野党議員のように1,000万円を超える不記載がミス(過失)なら、そんなヤツがお金を扱ってはいけない。他にも選挙区内の有権者に酒を配ったヤツも、恥ずかしげもなく公認され立候補している。明らかな公選法違反。なぜ検察は立件しない?

まあ、いろいろ言いたいこともあるが、この記事で書くのは「表現の自由という名の選挙妨害」。SNSやYouTubeなどを見ると、あちこちで「表現の自由という名の選挙妨害」が行われているようだ。

これが最初に目に留まったのは2017年の東京都議選、秋葉原での安倍首相(当時)の演説に、左翼活動家らが大挙してヤジを飛ばし妨害した件だろう。そして、左派系メディアが司法のお墨付きを得たとして大喜びした2019年参議院選の札幌の事例。

札幌の件も左翼活動家が安倍首相(当時)の演説中に執拗にヤジを飛ばし、見かねた北海道警の警察官が遠ざけたら、活動家から訴えられたという顛末。朝日新聞はこれを「排除」と表記している。

札幌地裁・札幌高裁・最高裁と左翼活動家のヤジを「表現の自由」とした。アホらしい。演説を聴きに来た他の聴衆の「演説を聴く権利」はどうなるのか? この判決は「他人の権利を侵害する行為」よりも「ヤジという表現行為」の方が勝ると言うわけだ。

これに気を良くした左翼活動家は、気に入らない保守系議員の演説妨害を繰り返すようになった。さらには、これに触発された無節操な奴らが、政治的に対立する勢力への攻撃手段とするようにもなってしまった。

それが如実に表れたのが、今年4月の衆議院東京15区補選だ。政治団体「つばさの党」なる団体の候補者とその陣営関係者が、他候補者の演説などを妨害して波紋を拡げた。さすがにこの連中は逮捕(団体代表・候補者・運動員の3人)されたが、こいつらが札幌の判決を意識していたことは明らかだ。

この代表は補選の1年前の2023年4月の統一地方選(後半)時、他陣営の演説に駆けつけ「ヤジ」を繰り返す選挙妨害を既に行っていたのだ。その時の言い分が「ヤジは合法です」。この時点で札幌地裁で「ヤジは表現の自由だ」との判決が出ていた。

代表は演説者から「やめろ!」と言われると「ヤジは合法です」と盛んに繰り返していた。この成功体験が、今年の補選での大暴れに繋がったとみるのが普通だろう。現在行われている衆議院選でも「つばさの党」までは行かないものの、同様の妨害行為が行われているのが実態だ。

今後に葛根を残すようなバカな判決だと言える。また、左翼活動家の行為を「表現の自由だぁ~!」と嬉々として大擁護した朝日新聞ら左翼紙の罪も重い。