先日、第1107回全国自治宝くじ「宝くじの日記念」で特別賞3万円が当たった。
(「宝くじの日記念で久しぶりの万円当選」参照)

素直に喜んでいたら「1億5,000万円当選くじ、いまだ当選者現れず 無効まで4か月で売り場やきもき『早く換金して』」との記事が読売新聞に載っていた。

埼玉県鶴ヶ島市の宝くじ売り場で昨年販売された「年末ジャンボ」で、1等の前後賞1億5,000万円が受け取られていない。来年1月8日が期限で、それ以降は無効となり、当選金は自治体に納められる。担当者は「心当たりがある人はすぐに番号を確かめて」と呼びかけている、というもの。

この売り場では「ご当選者を探しています」「未支払当選金額1億5,000万円」と書かれたポスターを貼りだし、購入者に確認を呼びかけているという。偉いなぁ。

ジャンボ宝くじの中でも「年末ジャンボ」は特別で、普段は宝くじなど見向きもしない(興味がない)人でも、10枚・20枚くらい買うという人も多い。その年最後の運試しみたいな感じになっている。

この時期に未受取りなのは、何となく買った人が当たったのかな。買ったけど、たいして興味もないから番号の確認をしない。もしかしたら、買ったことすら忘れているかも。こういう人のところに幸運はもたらされるんだろうな(ガツガツし過ぎると幸運は寄って来ない?)

期限までに換金されなかった場合は、全国の都道府県や政令市に分配されて地域のために使われるので無駄にならない(国庫に入れられるとかはない)。とは言え、せっかくの高額当選金なので気がついて欲しいものだ。

2022年のデータによれば、全宝くじの未受け取りの当選金は合計100億円ほどあり、その内1億円以上の高額当選くじ6本も含まれていた。少額当選金(数百円から数千円)の積み重ねが多いと思うが、やはり1億円を放棄するのはもったいない。