8月13日の中日ーヤクルト戦で、ヤクルト・岩田選手が死デッドボールを受けたことにヤクルト・高津監督が激高し乱闘騒ぎとなった。ヤクルトは7月31日の中日戦でも赤羽選手がデッドボールを受けて骨折、離脱している。また、この日は山田選手もデッドボールを受けていた。
高津と中日・片岡ヘッドが激しく言い争い、中日・立浪監督が謝罪する形で間に割って入り、その場は収めた形となった。もちろん中日側がデッドボールを当てたことが発端だが、揉め事(乱闘騒ぎ)になったのはヤクルトコーチの言動のようだ。
ヤクルトの某コーチが中日キャッチャー・木下選手に文句を言った。これに中日・片岡ヘッドと大西コーチが反応したとされる。当てた側があれだけ怒るのは、文句の内容(言葉遣い)が相当悪かったのだろうと容易に想像がつく。まあ、どっちもどっち。しかし高津が出てきて怒っている姿には呆れるし、なんて無様な男なんだと思う。
ここで書いておくが、オレは阪神タイガースファンだ。そして、昨年9月3日の高津の行動からすれば、何をブチ切れているんだ! と思わずにはいられない。
昨年9月3日の阪神ーヤクルト戦で、ヤクルトは阪神・近本選手にデッドボールを当てた。その半月前の8月13日には、梅野選手がヤクルトからデッドボールで手首(尺骨)を骨折していた。ちょうど、今の中日ーヤクルトの状況と似ている。
野球にデッドボールはつきものなので、当てられたこと自体をどうのこうの言っている訳ではない。このときの高津(+ヤクルトコーチ陣)の態度が問題だったのだ。高津は出てきて謝罪するわけでもなく座ったまま。ヤクルト・伊藤コーチはニヤついていた。さらに高津は、試合終了後もさっさとベンチから引っ込み、やはり謝罪はなし。
そして試合後の談話では「あれは申し訳なかった。もちろんぶつけようと思ってるわけではないんですけど、持ち球がシュートなので、そこにいってしまった」なんてコメントを出す。こんなの謝罪には聞こえない。ただの言い訳。
こんなヤツが、自分が当てられた側になるとベンチを出て文句を言って、反撃を食らうと乱闘騒ぎ。おいおい、恥ずかしくないのか? 高津よ。
ついでにヤクルト・森岡コーチのコメント。「骨折してるし、こっちは。それもあって嶋(コーチ)が出て行って、監督が出てきて。こっちも戦っているんで、はいそうですかと流すわけにはいかない」。
高津と同様に恥ずかしいヤツだな。じゃあ、なんで昨年の近本にデッドボールを当てたときにベンチで無反応だったんだ! 映像残ってるぞ! 自分らは文句を言われなかったことをいいことに「流して」いたじゃないか! 舐めたこと言ってるんじゃねえぞ!
中日・立浪が試合後に「前回、赤羽選手を骨折させてしまっている中で、危ないところにいってしまった。向こうのコーチがそういうことを木下に言っていて、こっちは止めていただけ。もちろん当てた側が悪いので申し訳ない」とコメント。昨年の自分らの態度からすれば、これで充分だろうが。
高津・森岡(+嶋)、ダブスタもいい加減にしろよ! 相変わらず、ヤクルトなんて「そういうチームなんやろ」。
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「ヤクルトなんて『そういうチームなんやろ』」
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