東京都知事選(7月7日)は現職の小池百合子知事が当選し、2位石丸伸二・3位蓮舫との結果だった。蓮舫は小池の半分も取れず(小池298万票、蓮舫128万票)、しかも石丸にも約40万票もの大差を付けられた。
蓮舫の都知事選での「思惑」は小池に勝てないまでも肉薄し、その勢いで次期衆院選に立候補。晴れて衆議院議員に転身ということなのは、衆目の一致するところ。ところが「勝てないまでも肉薄」どころか「惨敗」。次期衆議院選へも黄色信号がともってしまった。
蓮舫はどうやらこの結果が、未だ受け入れられないようだ。いろいろな「思い」を発信しているが、多くで物議を醸している。その「思い」というのが、いずれも「言われなき批判のせいで負けた」と言っている(ように聞こえる)。
また、批判にもいちいち反論じみた「言い訳」をしている。連合・芳野友子会長やタレント・上沼恵美子などだけでなく、一般人のXポストにまで反論しているのには笑ってしまった。まずは気に入らなくても「自省」してみることが必要なんだけど。
蓮舫が惨敗した原因は、第一にその政治家としての資質。過去からの言動や行動。これは「批判だけ」ということ。第二に共産党(+極左)の抱きつきを受け入れたこと。共産党が「最強・最良の候補」と言い、極左がいつものような選挙戦術をやったこと。
小池の街頭演説会に大挙して押し寄せ、「ヤジ」などによる演説妨害をやっている姿は醜悪そのものだった。そんな連中は「Rシール」を街中に貼りまくった。もちろん蓮舫のあずかり知らぬことなのだろうが、無党派層はもちろんだが、穏健な左派層も極左と結びついた蓮舫を嫌った。これで勝負ありだ。
しかも選挙後の会見で問われた蓮舫は「まったく意味が分かりません」。これでは次期衆院選も危うい。「私は知りませんが、私を支援してくれた方々が貼ったなら剥がしていただきたい」とでも言って、自ら剥がしている写真(ポーズでも)をXに投稿すれば、イメージ回復になったのにと思う。
蓮舫なんてただのパフォーマーで目立ちたがり屋でしかない。政策の素養などまったくなく、中身のない批判しか出来ない。政策を積み上げて何かを成すことなど出来ないヤツなんだから、所詮イメージで売るしかないだろう。だったら得意のパフォーマンス力を発揮すればと思うけど。
今後(衆院選など)を考えれば、今は静かに自省しながら政策などを磨く時期にすればいいのにと思う。しかし黙っていられないみたいだな。もちろん、言うべきことを言うのはいいけど、言い訳じみた反論は逆効果だと思う。
まあ何もないヤツだけど、プライドだけは人一倍あるんだろうな。
関連
「蓮舫をまったく支持しないが少し同情している」
コメント