4月1日放送のTBS「ラヴィット!」で放送事故があっとされる。9時23分のCM明け、北朝鮮アナウンサーのナレーションで軍隊のパレードや金正恩が敬礼する映像が流れた(その後、正常なVTRが始まった)。

TBSの本音 (1)
TBSの本音 (2)
VTR終了後、アナウンサーが「VTRの途中で、本来Jアラートの緊急時などに使用するために準備していた映像が誤って流れてしまいました。視聴者の皆様にご迷惑をお掛けし、失礼いたしました」と説明したという。

一部では、このアナの言葉を「謝罪」と標記しているものもあるが、ただの「説明」であり「言い訳」である。決して「謝罪」ではない。「迷惑をかけた」「失礼した」をどうすれば「謝罪」と解するのか、まったく理解できない。これを謝罪と報道する他紙のレベルも相当低い。

「迷惑をかけた」「失礼した」は自分の過失を認めているだけ。謝罪のニュアンスを含んでいると解する人もいるが、それでも「ニュアンス」止まり。謝罪は「ごめんなさい」「申し訳ない」だ。

少し話がそれたが、これは「放送事故」なのだろうか? まあ、意図しないところで流れてしまったのでという意味では「放送事故」かもしれない。しかし内容はTBSの親北朝鮮をよく表している映像だと言える。

Jアラート発動時に使う映像として正しいかと言われば、間違っていると思う。Jアラートは日本国民に向けて「注意」を呼びかけるものだ。最悪の場合「避難・退避」や「身体保護」を促すことになる。

最近の地震速報などで「命を守る行動を!」と強く呼びかけのと同様の放送が求められる中、なぜ北朝鮮側の軍事パレード(含む金正恩)を流す必要があるのか? つまりはアナの説明はその場しのぎの言い訳だということ。

ただ単にTBSが北朝鮮関連の放送をするときの定番映像なだけだろう。ある意味、いつでも流せるように常に準備している映像ってこと。もちろん、それは北朝鮮のためなのは言うまでもない。

あるいはTBS内に多数いる半島にルーツのある社員が、自分らを鼓舞するために肌身離さず持っている映像なのかもね。CM中に将軍さまや誇れる軍隊の映像を見て、自らのモチベーションを上げていた社員が、CM終わりに気づかず流しちゃったのかもね。

TBSがアナに「失礼いたしました」と言わせたのは言葉の知識がないからではなく、謝罪でないことを知っていてあえて使ったのかもと思ってきた。だって「将軍さまの映像を流して何が悪い!」って思っていれば謝罪なんてするわけがないからだ。

こんなこともあり得ると思ってしまうTBSって、つくづく日本には不要な放送局だ。こんなところに、国民の財産である電波をただ同然で使わせているって、やっぱりおかしいと思う今日この頃。