2月7日は「北方領土の日」だ。択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島をソ連・ロシアが不法占拠して以来、すでに80年近くが過ぎた。
2月7日が「北方領土の日」なのは、安政元年(1855年)に江戸幕府と帝政ロシアとの間で日魯通好条約(日露和親条約)が結ばれた日だから。この条約で択捉島とその北にある得撫島(ウルップ島)の間に国境が定められている。
このような経緯を踏まえ、昭和56年(1981年)1月に閣議了解にて毎年2月7日を「北方領土の日」とすることが決定している。
これは北海道主催の「北方領土の日」ポスターコンテスト、2023年度の最優秀賞作品だ。作者は札幌東豊高校の橋本さん。「遠くから見ても目を引く大きな瞳が印象的です。瞳の中に映る北方領土にはハートの光が重なり、今後の明るい未来を想像させてくれる優しくも力強い作品です」との審査員評。
我々は北方領土が日本固有の領土であることを忘れてはならない。そのためには国民一人ひとりが強く認識し、また一体となり返還の気運を盛り上げていくことが必要だ。一日も早い返還が実現することを望んでやまない。
しかしながら、政府(外務省)の国民への広報活動も充分とは言えない状況なのは残念だ。それにもまして、左派系メディア(はっきり言えば朝日新聞)が政府批判を行うことが目的化し、「どこの国の報道機関なのか?」というような報道を繰り返していることは大いに批判されるべき事である。
朝日は2022年の北方領土の日翌日(2月8日)の夕刊コラム「素粒子」で、「きのう『北方領土の日』。いま、政府が返還を求めてるのは4島なの? 2島なの?」などと、バカなことを書いていた。4島返還に決まっているではないか。2島先行は方法論であって、2島でいいなどと言ったことはない。
筆者は坪井ゆづるだが、どこまでクズなんだ! (坪井は2023年11月をもって担当を外れている)
朝日は政府方針を皮肉ったつもりかもしれないが、北方領土に興味がないことをよく示している。興味がないと言うより、返ってこない方がいいと思っている節さえある。解決したら政府批判ができなくなるからな。
とにかく朝日は北方領土返還運動の邪魔だけはするな!
コメント