日教組の第73次教育研究全国集会(教研集会)が、1月26日から28日まで札幌市で開催された。対面での開催は4年ぶりとなる。全国から左翼偏向教員どもが集まり、「社会科教育」「平和教育」など25の分科会に分かれて、495本の授業実践例などが発表されたという。
社会科分科会では神奈川県の中学教員が、東電の福島第一原発から放出される「処理水」を「汚染水」と表記した教材を使って授業を行ったと、鼻高々だったようだ(苦笑)。授業で使ったプリントには「汚染水の放出を強行」などと記載していた。こういう事実無視の偏向授業を行っていることに呆れるしかない。
こういうヤツは、中国・韓国の原発からはもっと高濃度のトリチウムを含んだ排水が放出されていることは絶対に言わない。事実を教えないばかりか、間違った内容を意気揚々と教える教員なんて、その資格などないと言わざるを得ない。
関ヶ原の合戦は「西暦1,700年」とか、3✕5は「12」なんて教える教員がいたらどう思う。同じことだ。
保健・体育分科会では福岡県の中学養護教員が、電子機器から発生する(とされる)「電磁波」の影響を問題視する報告があった。分科会では「最近の子供は休みがちで、熱中症なども多い。電磁波の影響があることは、はっきりしている」などと、電磁波の影響を断定的に述べている。
いやはや、呆れるしかない。もちろん「電磁波過敏症」は否定しない。しかし、その症状を電磁界曝露と結び付ける科学的根拠はない。授業で使うパソコンやタブレットなどの電子機器から発する電磁波は、最大でも国(総務省)の安全基準の1千分の1以下だ。
この教員どもは携帯電話(スマートフォンなど)は使用していないよな? 家に電子レンジは無いよな? 電子機器無しの生活を送っているんだよな? 健康診断でX線検査は受けないよな? 極論したら太陽光だって浴びちゃダメになる。
「事実より思想」「事実より主張」「事実より思い込み」「事実より感情」といったところだな。どこかで聞いたことがあるようなフレーズだが、そう朝日の記者とまったく同じ。根が同じだからしょうがないか。
日教組の組織率は約20%まで落ち込んでいる。これは過去最低だ。日教組にプラスして全教や全日教連を含めても、教職員団体への加入率は全体で29.2%だ(2022年10月データ)。組織率はかなり低くなっているが、未だに教員全体の3人にひとりは、依然としてこんな連中だ。
こんなヤツらが定年後に沖縄に行って暴れている。教員と言うよりは、ただの活動家だな。
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