1月2日、日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突するというショッキングな事故が発生した。日本航空機の乗員・乗客379人は全員脱出できたが、海保機の乗員5人が亡くなられた。亡くなられた海保職員の方々に、改めてお悔やみを申し上げます。

事故直後に日本航空が記者会見を開いたが、そこに出席したオールドメディアの記者連中の質の悪さに呆れた。傲慢さとレベルの低さを兼ね備えた連中。いいなあ、こんなので給料がもらえるなんて、羨ましいかぎりだ。会見のノーカット動画を見た印象。

事故直後のため、まだ詳細は不明ことが多い段階での記者会見。そういう事情もあり、日本航空側は「現在確認中」との回答も多かった。これに不満を募らせた(と思われる)一部記者が、その傲慢さをさらけ出していた。

記者側にマイクのない会見だったとは言え、社名と名前を小声で「ボソッ」としか言わない記者が多いのはどういうことか。それでも確認できた範囲で、朝日新聞、読売新聞、東京新聞、共同通信、時事通信、日テレ、テレ朝、文化放送、東洋経済(雑誌)の社名は確認できた。

中でも傲慢さが極まっていたのが次の質問。
「御社の信頼にも関わることじゃないですか、それをまだ言えないってことですか?」
(これは朝日の記者との情報もあるが未確認)

航空機事故の場合、運輸安全委員会がある程度の時間をかけて調査するもの。今回のような場合、ボイスレコーダーの解析などの重要になってくるのは素人でも分かる。しかも事故直後ということも考えれば、日本航空側は不確定な情報を断定的に出すことなどできるわけがない。

だから再三再四「確認中」と回答しているのに、「確認するって、何の確認をするんですか?」ってバカですか? で、それに続けて「御社の信頼にもかかわるよ」との言い草はどういうつもりか?

裏を返せば「おまえらの信頼なんか、こっちの記事でどうにでもできるんだぞ!」と言っているのに等しい。傲慢にも程がある。クズ過ぎて笑うしかない。

個人的には、読売新聞、共同通信、テレ朝もアホ過ぎるとしか言えない質問をしていた。別に日本航空におもねる必要などないけど、それにしても質問意図が「?」に感じるものが多過ぎだね。

そんな中、海外メディアは今回の事故を報道するに際し、379人全員の脱出を「奇跡」とする記事が目立った。それを「海外メディが奇跡と報じています」と報道する国内メディア。自分たちはどう考えているのか?

自分らは日本航空のあら探しや揚げ足取りを必死にしている(脱出までの時間がかかり過ぎとか、誘導の案内がなかったとか、子供が泣き叫んでいたとか)から、「奇跡だ」なんて報道の仕方は思いも付かない表現なんだろうけどね。

それとも報道対象社(者)を褒めると死ぬ病気にでもかかってでもいるのか?