梨が旬の季節になってきた。これから11月ころまで梨が楽しめる。果物の中では梨が一番好きなので、梨を売っている間はほぼ毎日食べる。
例年7月末から8月頭に埼玉県神川町の国道254号線沿いの直売所に買いに行くのだが、今回は旧榛名町の里見地区(中里見町)に行ってみた。まあ、あっち方面に行く用事があったので、ついでなのだが。
里見地区の国道406号線沿いにも多くの直売所がある。なんと言っても国道406号線の別名は「くだもの街道」だからね。梨以外に桃やプラムも有名だ。
買ってきたのは早生品種の「新水」。あまり見かけない品種だ。メインで買っている神川町周辺では栽培されていないと思う。
調べてみたら「若干小ぶりだが、肉質はやわらかく多汁。甘さの中にほどよい酸味も含まれていて濃厚な味わいです」とのこと。食べてみると、確かに多汁で甘味と酸味の両方が感じられた。
新水は「幸水」「豊水」とともに梨の「三水」と呼ばれ、かつては食味のよい梨として人気があったが、病気に弱いことやサイズが小さいなどの理由から栽培面積が減少し、現在ではあまり出回っていないという。
神川町と里見地区では、意外と作っている品種が違うのは経験上知っている。「幸水」などの定番は共通だが、里見地区での「二十世紀」や「南水」、神川町の「にっこり」や「彩玉」などは、逆の地区では栽培されていない(と思う)。
やはり、群馬県と埼玉県だと農業試験場などのテリトリーの問題もあるのかな。
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