5月8日午後3時50分ごろ、東武鉄道西新井駅の券売機の前で「パン」という爆発音とともに缶が破裂し女性がけがをした。また救助した女性駅員も液体に触れけがをしている。警視庁西新井署は缶を置いた「中国籍の男」の身柄を確保し、過失傷害の疑いも視野に調べている。
この事件を各紙はどう報道しただろうか(Web版)。
朝日新聞(5月8日 22:05) 外国人とみられる40代男性
産経新聞(5月8日 20:09) 中国籍の男(49)
共同通信(5月8日 21:26) 中国籍男性
時事通信(5月8日 22:31) 中国籍の男性(49)
毎日新聞(5月8日 22:54) 中国籍の40代男性
読売新聞(5月8日 23:27) 中国籍の男性(49)
(5月9日1:00ころの確認結果)
見て分かる通り、朝日新聞のみ「中国籍」を載せていない。西新井署からの発表を以て各紙は記事化しているはずなので、朝日のみ意図的に「中国籍」を隠したことになる。記事をUPした時間を見ても、朝日のみが「外国人とみられる40代の男性」としか情報を持っていなかったとは考えられない。
朝日は在日韓国人・朝鮮人の犯罪は通名でしか報道せず(国籍不記載)、日本人と誤認させるような記事しか書かない。中国籍も同様のようだ。じゃあ、朝日は外国籍の人の事件の場合、国籍を記載しないかと言うとそんなことはない。「ベトナム国籍」などの場合は普通に書いている。
つまりは特定国(韓国・北朝鮮・中国)のみ国籍を隠している。今回の缶破裂は事件ではあるが犯罪に問われるかは未確定だ。それでも「中国籍」を意図的に隠す。
こんな朝日が「(国民の)知る権利がぁ~!」などと社説を始め、ことあるごとに書く。「国民の知る権利を支える報道の自由」がジャーナリズムの基本だなどと、よくも言えたものだ、自分は「報道しない自由」を行使しまくっているのに。朝日の言う「知る権利がぁ~!」など、朝日のダブスタ・ご都合主義でしかない。
朝日新聞記者行動基準に「憲法21条が保障する表現の自由のもと、報道を通じて人々の知る権利にこたえることに記者の存在意義はある」とある。と言うことは、この記事に署名している御船紗子(東京社会部)は、記者としての存在意義がないということになるな。
関連
「朝日新聞の『知る権利がぁ~!』って恥ずかし過ぎる」
「朝日新聞の『知る権利がぁ~!』って恥ずかし過ぎる その2」
「朝日新聞に『ベトナム国籍』は出てきても『韓国籍』は出てこない」
他、多数。
コメント