テレ朝・玉川徹は安倍元首相の国葬における菅前首相の弔辞について、「これこそが国葬の政治的意図」「当然これ、電通が入ってますからね」と発言。玉川個人の勝手な勝手な妄想で、事実と異なるデマを公共の電波で垂れ流した。
玉川は出勤停止10日の戒処分を受けたが、いつの間にかしれっと番組に復帰していたようだ。そんな玉川が番組内で、和歌山県で発生した岸田首相を狙ったテロ事件について言及した(4月18日「モーニングショー」)。
それがまた個人の妄想で。「(安倍元首相へのテロ殺人犯である)山上被告もそうだが、自分が捕まってでも犯罪を犯すっていうところには、絶望があると思う」「そういう絶望が、特に若者の中にある土壌っていうのが、充分日本にあると考えなくてはいけない」。
そして「将来に対して希望が持てない、自分が今いるこの場所から抜け出すことからできないんだって絶望してしまったときに、その向かう先がテロに向かってしまう」だそうだ。
相変わらずバカなことを言っている。山上や木村が絶望していたか確認のしようがないのでデマと確定しないだけのことで、言っている内容は客観性のない「玉川個人の意見」にすぎない。それも特定個人(犯人)の考えを勝手に推しはかったうえ、それを一般化するというとんでもないもの。
若者が絶望している? 何を元に言っているのか? どんなデータを玉川は把握しているのか? 今回のテロ模倣犯の木村が将来に絶望して、それがテロに向かったと何を以て言っているのか?
現時点での報道(選挙に立候補できないことで云々)からは、木村の歪んだ承認欲求しか見て取れない。選挙で自分の言いたいことを主張して認められたいと考えている、現実も見られない「甘ったれたガキ」。供託金を準備できない現実を自分に求めず、制度が悪いと主張するなどその典型だ。
そんな木村の行動を「若者」として一般化し、それがテロに向かうのが「日本の現実」であり「社会が悪い」とするなど、戯言以外の何でもない。テロ犯を擁護するにしても、もうちょっとましなことを言えといいたい。
木村が実際にテロ行為に及んだのは、左翼メディアやリベラルを自称する左翼連中が、こぞって山上を擁護でしたからではないのか? 島田雅彦(作家・法政大教授)のように「(安倍元首相の)暗殺が成功して良かった」は極端なバカ発言としても、似たようなことを言っている左翼は山ほどいた
「テロ行為(殺人)は容認できないが、山上の行動には理解(共感)できる面もある」みたいな言い回しで、多くの左翼連中がテロを容認していた事実は消せない。
玉川の言を借りて言い換えれば「将来に希望が持てない化石左翼が、その場所から抜け出せない現実に絶望し、暴力を以てでも現状変更を果たしたいとテロを擁護している社会」があり、それを真に受けた歪んだ承認欲求を持つバカが模倣したということだ。
山上を持ち上げてきた連中の一部は、今回の事件発生で殊勝なコメント出しているヤツもいるが(本心かは不明)、多くはダンマリを決め込んでいる。様子見をしながら、木村の動機次第でまた言い出すだろう。
当然、木村の行動が若者に共通するものではまったくない。なんとか擁護するために屁理屈をこねた挙げ句、自分のバカさ加減を公共の電波を使ってさらした玉川。ただただ恥ずかしいヤツ。
最後に、テレ朝に一言。玉川の「個人の発言」を「テレ朝の会社としての考え」と解釈されても文句は言えないぞ。まあ、他の番組でもテレ朝は昔から「テロ支援局」なのは周知だけどね。
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