立憲民主党の蓮舫参院議員は、安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補選に立候補した有田芳生の応援で下関市に入り街頭演説を行った(4月11日)。その中で、「今回の補選は、安倍さんの弔い選挙ではないんです。政策で戦いましょう」などと語った。

蓮舫が「政策」って言葉を知っていることに驚いてしまった(笑)。政策の素養がまったくないヤツが「政策で戦いましょう」だってさ。相変わらず面白いなぁ。

蓮舫は「(生前の安倍氏と)いい議論をさせていただいた」などとも発言したが、「よく言うわ」でしかない。蓮舫が民進党党首時代の安倍首相(当時)との党首討論でも、蓮舫は批判ばかりだったではないか。しかも間違った前提条件でばかり。

例えば「東京ばかりで地方に仕事がない」と追求したが、その時点で全都道府県で有効求人倍率は1を超えていた。この程度のことでさえ、日頃から問題意識を持っていないから間違える(もしかしたら、有効求人倍率1の意味を知らかった可能性もある)。

こんな蓮舫が応援演説でどんな「政策」を語ったのだろう? 応援の記事を見る限りでは「アベノミクス批判」と「統一教会問題」だけのようだ(記事化しているのもお友達の日刊スポーツくらいしかない)。

「アベノミクス批判」も立民としての経済政策を語ったようでもないので(もともとないけど)、「政策で戦いましょう」も言うだけ番長・蓮舫らしいと言える。

逆に「弔い選挙ではないんです」は、立民も亡くなった議員の補選などでは「弔い選挙」だと発破をかけているではないか(例えば2021年の参院長野選挙区補選。立民の羽田雄一郎議員の死去による)。

こういう得意技の「ブーメラン」連投が、蓮舫の蓮舫たる所以だ。