朝日新聞の安全保障に対する考えにはまったく賛成できないが、朝日の言い分なので聞き流すしかない。「また朝日がバカなことを言ってる」って笑っていればよい。ある意味、比喩的に言っているのだが、本当に笑うしかないようなことを、真面目に社説に書くから困ったものだ。
政府が年内に改定する安保関連3文書に「敵基地攻撃能力の保有」が明記される見通しであることに、朝日は相当危機感を持っているようだ。朝日の本音は中国のリスクを心配しているだけのことだけど。
「『国を守る』を考える 『国民第一』に総合力を磨け」(11月24日)、「『敵基地攻撃』合意へ 専守防衛の空洞化は許せぬ」(12月2日)と、必死に社説で反対を訴える。でも言っていることは「専守防衛からの逸脱だぁ~!」「平和憲法の精神を守れぇ~!」でしかない。
中でも特に言いたいことは「国を守る力とは何か。(中略)防衛力だけでなく、経済力、外交力、情報力、科学技術力、自国の価値観や文化によってよって相手を味方につけるソフトパワー」だと思われる。
自国の価値観や文化? まあ、確かに価値観や文化が違うから争いが起こるのけど。それにしても憲法9条を盲信する「一国平和主義」と共通する言い分だ。自分が先に手を出さないと言えば、相手も手を出してこないと考える価値観が世界中で共有されるわけがない。
朝日の呆れるほどの戯言が出たって感じだ。「1発なら誤射かもしれない」「(中国の横暴に対し)留学生など市民レベルの交流をもっと増せ」に匹敵するくらいの「お笑い安全保障論」だ。
福島瑞穂がPAC3などのミサイル迎撃防衛に反対する理由の「ミサイルを撃ち落としたら、その破片で被害が出る」と合わせて、「3大お笑い安全保障論」と個人的に言っていたのを「4大」に変更しないといけなくなった。
朝日と福島瑞穂の言うことを実践するならば、「留学生を増やして、日本の価値観と文化を世界に広めれば、相手が見方になる(つまりは攻撃してこない)。万が一ミサイルを撃ち込まれても、1発なら誤射かもしれないし、迎撃すれば破片で被害がでるから、撃ち込まれるままにしておけ」。
左巻きの考えって、本当に理解不能だ。
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