三菱電機は昨年6月に発覚した鉄道車両用空調装置等の不適切検査について、調査委員会の最終報告をもとに再発防止策(方針)などを公表した。それを受け、朝日新聞が社説で三菱電機を批判している(「三菱電機不正 製造業全体で再点検を」(10月22日)。
三菱電機の品質不正が「全国の拠点」で「長年」にわたって「顧客軽視」がはびこっていたと書く。また、過去の社内点検で多くの不正を見逃したことに、「経営トップが何が不正かを十分認識できていなければ、点検が形だけに終わるのも当然だ」とまで。
三菱電機の不正を擁護する気はまったくない(個人的にはその程度の企業だと思っている)が、朝日が自分のことを棚に上げて他社を批判する姿には笑うしかないのも事実だ。朝日の過去の不祥事も、ほぼ同じような内容だからだ。
政治部・社会部・写真部、東京本社・大阪・長野など「全国」「各部署」で捏造記事を書きまくっている。慰安婦捏造は30年以上の「長き」にわたりすっとぼけていた。
新聞が捏造記事(+ウソ記事、悪質印象操作記事)を紙面に載せて売るなど「顧客軽視」以外の何物でもない。顧客軽視どころか「詐欺行為」である。ひところ頻発した食品の「産地偽装」や「賞味(消費)期限偽装」と何が違うのか?
さらにはトップ(広岡知男)が「中国の嫌がることは書くな」と言えば、記者(秋岡家栄)は文革(死者2,000万人といわれる)を思いっきり持ち上げ、林彪の死も1年以上にわたり「生きている」と書き続けた。
三菱電機の経営陣を批判できるような連中か? だいたい、過去の社長のほとんどが不祥事がらみで辞めているのは朝日ではないか。それをどう考えているのか?
(「朝日新聞社長の哀れな末路(自業自得)」参照)
そんな朝日が「日本の製造業全体として改めて点検する必要がある」などと上から目線で講釈を垂れる。呆れるしかない。朝日の捏造により迷惑を受けた他のまともなメディアに、朝日と一緒に反省しろなんて言ったら間違いなく怒るだろう。
「事実を事実として報道する」「事実に基づいて論調する」という基本中の基本を無視し、自社思想に合わせねじ曲げる「角度をつける」は根絶したのか? そんなことはあるまい。未だに「モリカケ」を始め、当たり前のように捏造を乱発する朝日。
「悪質印象操作記事」「ミスリード記事」などは日常茶飯事ではないか。これも「長年」にわたっているな。先ほどの中国の例だけでなく、自国民を多数死に追いやったスターリンは「子ども好きなおじさん」、同じくポル・ポトのプノンペン制圧では「アジア的な優しさが溢れていた」と書く始末。北朝鮮を「地上の楽園」ってのもあったな。
もしかしたら、これらは「悪質印象操作記事」「ミスリード記事」ではなく、朝日極左記者の本音(共産主義へのあこがれ)だったりするのかもしれない。まあ、それはそれで気持ち悪いが(苦笑)。
今回に限ったことではないが、朝日は他社を批判する時は非常に元気だ。根っからの「批判屋」だからだ。「批判のための批判」は朝日の十八番だが、それにしても自分のことを棚に上げての批判ほど恥ずかしいことはない。
朝日が立憲民主党好きなのも良く理解できる。あそこには自分のことは棚に上げて、他者を批判することに長けている人材が多いからね(苦笑)。朝日や立民議員に共通するのは恥を知らないと言うこと。
結局は、恥を知らないヤツほど恥ずかしいと言うこと。
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