「地域ブランド調査2022」の「都道府県魅力度ランキング」が発表され、群馬県は昨年と同位の44位だった。

1位北海道、2位京都府、3位沖縄県、4位東京都、5位大阪府のトップ5は前年と変わらず。北海道は14年連続の1位、もう不動の王者。6位から10位も神奈川県、福岡県、奈良県、長崎県、石川県と顔ぶれは変わらず(奈良県と長崎県の順位が入れ代わっただけ)。

上位よりも例年盛り上がるのが最下位などの下位。最下位はなんと佐賀県。一昨年の45位、昨年の46位から遂に最下位に転落。北関東3県以外の最下位は初となる。

最下位の常連(失礼!)茨城県は46位。最下位脱出! 北関東最上位は栃木県の40位(昨年は41位)、群馬県は44位(昨年も44位)。そして、もうすっかり北関東の仲間入りを果たしたと言っても良い埼玉県は45位(昨年も45位)。

今年もまた山本一太(群馬県知事)が会見で「統計学的に意味がない」とか「信頼性に欠けている」とか言ってる。そんなことはみんな分かっている。分かっていて楽しんでいる。結局は「話題になってなんぼ」。だから下位ほどネタになる。中間の25位くらいでは誰にも見向きもされない(ちなみに今年の25位は新潟県)。

まあ観光地などからすれば死活問題になりかねないとも言えるから、行政の責任者として黙ってられない気持ちも分からないではないが。でも、こんなのは笑って見てれば良いと思う。この順位が都道府県の魅力のすべてではないしね(負け惜しみもちょっと含む)。

ただ、トップ10もラス10もだいたい顔ぶれが固定化し、面白みに欠けてきたのも事実。都道府県のイメージがこれから先大きく変わるわけでもないと思うので。

群馬県イメージアップポスター9弾
ところで、「ぐんま大使」をぼちぼち代えたらいかが? 群馬県の認知度向上・イメージアップを図るという「ぐんま大使」が、未だこの2人なの? と思う。2008年から15年近くやっていて、何か群馬のイメージってアップしたのか?

でも、そこそこ知名度があってそこそこ暇な有名人って、なかなかいないものなのかな。