ツイッターで小学生の算数(分数の計算)問題における、教師の採点例が目に付いた。
1/8+5/8=6/8=3/4
答えは合っているが、習ってない約分をしたのでバツになっている。「えっ?」としか言いようがない。こういうふうに教育指導要領がなっているのか、教師のさじ加減なのかは知らないが、これはないだろう。まあ、教師のさじ加減なのだろうが。
すごく真面目で予習をきちんとやっている子が、授業より先の内容を自分で理解したとしたら、その努力を否定するものだ。同様に、塾に行ってる子が学校の授業より先をやっていることなど珍しくもない。
教師の「私の授業がすべてだ!」みたいな、傲慢さがよく表れている。
この問題の例なら、6/8が書けたところで丸にしなければいけない。百歩譲って習ってないことを書いたことを伝えるなら、「約分は習ってから使いましょう」とでも書けばいい(その場合でもバツはない)。
調べてみたら同じような「おかしな採点」例が山ほど出てきた。また、同じ経験をしたことがある人のコメントも多数あった。塾で先に習った内容を学校では使わなかったなどという、教師への忖度を小学生がしている例もあるみたいだ。
こんな教師に当たってしまったら、あきらめるしかないのかな。そんなことを考えていたら、ふとある疑問が頭をよぎった。習う前の漢字が名前に使われている子どもが、その漢字を使って名前を書いたら、この教師はバツをつけるのだろか?
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