元朝日新聞の星浩がTBS夕方の自称ニュース番組で、安倍元首相の国葬問題(費用に関して)で「いかにも官僚の手口なんですよ。岸田政権、官僚主導になってるなという印象を持ちますね」と発言。そして「本当は政治家、官房長官とか官房副長官とかがにらみを利かせてそれを見破って、『ちゃんと全体像を出せ』と役所を怒鳴り上げてやらなくちゃいけない」だってさ。

つまりは「政治主導」で行けと言っている。おや?

星は2020年8月、安倍元首相が辞任を表した際に「安倍政権は権限をフルに使って霞ヶ関ににらみをきかせようということでやってきた」「それによって確かにコントロールは効いたんですけど、一方で官僚の忖度体質を生んだ。その忖度が7年8か月の長期政権、深刻なゆがみ、ひずみを生んだと思います」と言っていた(TBS夜の自称ニュース番組)。

安倍元首相が「政治主導」で各施策を行ったことを「忖度を生んだ」「深刻なゆがみ、ひずみを生んだ」と批判していた。それなのに今回は「政治主導」で、しかも「役所(官僚)を怒鳴り上げろ」だってさ。おいおい・・・。

こうも「ご都合主義」「タブスタ」発言を、公共の電波を使って堂々と行う勇気。感服するわ(苦笑)。

以前から左派系の自称コメンテーター連中は、大なり小なり「ご都合主義」「タブスタ」発言をしていた。ニュースステーションに出演していた後藤謙次などは、その典型だけど。
(「後藤謙次って自分で恥ずかしくないのか?」参照)

星は朝日在籍時の衆院選(2012年)の党首討論会で、安倍自民党総裁(当時)に「慰安婦問題をどうするつもりか?」と詰問口調で偉そうに問うたはいいが、安倍総裁に「慰安婦問題は星さん、あなたの朝日新聞が吉田清治という詐欺師の話を事実みたいに広めたからでしょう」と返され、挙げ句に口をモゴモゴさせるだけの惨めな姿をさらしたのを思い出す。

朝日が自ら捏造し、日本を貶めるために使ってきた慰安婦問題。それが朝日の「ウソ」だと周知された瞬間だった。2年後(2014年8月)、朝日はしぶしぶ「誤報」だったと認めたが、その責任逃れ論調は多くの国民から批判された。

それにもかかわらず、その後も朝日は慰安婦を使って日本を貶める報道を続けている。厚顔無恥な新聞だ。その厚顔無恥なクズ紙で「論説主幹代理」まで勤めた星も、さすがの厚顔無恥だ。

結局、星のレベルなどその程度と言うこと。その場その場で批判できれば、それで良し。「以前の発言? 関係ないね」なのだ。

こんな人間を自称とは言えニュース番組で使っているTBS。他の偏向番組なども見るにつけ、公共の電波を使う資格はないと言わざるを得ない。