沖縄知事選に立候補している自民党系候補者の街頭演説で、極左活動家が空の薬莢らしきものを投げつける「事件」があった(8月26日)。候補者などに怪我はなかった。この「事件」を朝日新聞など各メディアは、ベタ記事で淡々と報じている。えっ? って感じ。それでいいのか?

安倍元首相の警備に問題があったことを警察庁が認め、長官と奈良県警本部長が辞意を表明したが、今回の件も同様の問題をはらんでいると思うが。空の薬莢だからまだ良かったが、これが手製の銃や手製の爆弾、火焔瓶だったらどうするのか? 政治家(立候補者)の演説時の聴衆との距離感は難しい問題だと理解してはいるが。

しかも、この活動家は「任意」で事情聴取を受けた後、とっとと帰されている。当人は捕まらない自信があるのか、開き直っているのかは不明だが、SNSに「犯人はわたしです」などと投稿している。警察も舐められたものだと思うし、こういうのを取り締まれないのかと思う。

これが無罪放免になるのなら、今後はなんでも有りになるぞ。気にくわない候補者の演説に行って「演説妨害」をする左翼活動家は多い。まだ「口撃」だからましだったが、今回のように物理的な「攻撃」は、悪質さが断然違う。

なぜメディアはこういう視点で報じないのだろう。朝日などは心情的に極左活動家を支援しているので、批判しないのだろう。しかしこういう態度が朝日がよく使う「民主主義の破壊」であることを自覚しているのだろうか?

まあ、朝日などは「口撃」を「表現の自由」と意図的に曲解し大擁護している。札幌地裁の「変な判決」が後押ししている面もある。

安倍元首相の「国葬」を実施した場合に、岸田首相に危害を加えるよう呼びかける投稿をした男(48歳)が書類送検された(8月24日)。しかも男は「手製拳銃を作れる人に対する煽りの意味で投稿した」と供述している。ここまでくると「殺人教唆」だ。「偽計業務妨害」での書類送検など生やさし過ぎる。しかもこれが「不起訴」や「起訴猶予」になるなら世も末だ

朝日は男が書類送検されたこともベタ記事だ。こういう気にくわないこと(相手)に対し「暴力」で対抗するような発想を野放しにしてはいけない。朝日を始めとする各メディアは強い口調で批判しないといけないはずだ。

特に朝日はだ。繰り返すが、朝日何かと言うと「民主主義の破壊」と書くが、真の「民主主義の破壊」にはダンマリを貫く。お仲間だからだろう。こういう「ダブスタ」には怒りを通り超して呆れるしかない。