立憲民主党は参院選敗北の総括案(素案)をまとめた(8月3日)。それによると、国会対応で「提案型野党」を掲げたことや、「1人区」で野党共闘が不調に終わったことを挙げている。

え~っ? 分かってないなぁ~。

「提案型野党」って確かに泉代表は就任時にそんなことを言っていたが、現実的にそれができていなかったから負けたのではないのか。口では「提案型」言いながら、蓮舫を始めとする政策の素養もない連中が、相変わらず「批判のための批判」「揚げ足取り」などを繰り返していたからだろう。

つまりは革マル枝野の時代から、まったく変わってないと国民に判断されただけ。国民は野党第一党に「批判政党」「何でも反対政党」であることを望んでいないのだ。旧社会党(社民党)がある程度の支持率と議席を得られた時代とは、大きく世の中(国民意識)は変わっているということ。

参院選の敗北は「提案型野党」を掲げたからではなく、掲げたにも関わらず何も変わわらず、蓮舫らが相変わらず「批判のための批判」「揚げ足取り」に終始し、しかもブーメランを投げまくったからだ。

その証拠に蓮舫は、いつものようにその場その場のネタに飛びつく。参院選中は「物価高」対策が必要だと熱弁を振るっていた。特に「大型の補正予算が必要だ、財政出動が必要だ」と。ところが参院選中の安倍元首相の銃撃事件により、にわかに某宗教団体と自民党議員の関係が取り沙汰されると、すぐさま「(臨時国会では)政治と宗教が最大テーマだ」と言い出す。

最大のテーマが「政治と宗教」? 参院選中にあれだけ言っていた「物価高対策」はそれより下になっちゃうのか。別に政治と宗教問題をやっても構わないけど、国民生活を考えれば物価高対策より上に来るとは思えない。

ただ、物価高問題(対策)を提案しようとすれば、経済の知識や財源問題に触れざるを得ない。しかし宗教団体との関係性なら、経済知識のない蓮舫でも「問題だぁ~!」って言ってれば済むからね。

これが蓮舫であり立民なのだ。そして、こういう体質が参院選敗北の最大の理由だ。

ただコアな立民支持者は「提案型」には不満を持っていたようなので、純化するには良い機会なのかもしれない。ただその先に待っているのは「社民党化」だけどね。

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