朝日新聞が安倍元首相の国葬に関しやっと社説に書いた。7月20日「安倍氏を悼む 『国葬』に疑問と懸念」。岸田首相(政府)が国葬実施を表明したのが7月14日なので、一週間近くも経っている。

他紙は読売と毎日が7月16日、産経は7月14日の社説で意思表明をしている。産経の7月14日というのは、政府が表明する以前(当日)に掲載されている。

朝日の意思表明が遅くなったのは、世論の動向を見極めていたのだろう。朝日の社説は世論とかけ離れた主張が多く、後になって恥ずかしい思いをしたことが多かったから。

安倍元首相の実績評価、戦後70年談話、韓国・釜山の日本総領事館前の少女像問題、東京五輪の中止勧告(2021年)など、朝日の主張が世論(朝日の世論調査)に否定される結果となっている。

事件現場に献花に訪れる人々の長蛇の列、自民党本部や各地のの献花台も同様。増上寺での家族葬にも多くの人々が最後のお別れにと会場周辺に集まった。多くの国民が安倍元首相の死を悼む姿が示されている。また、世界の260か国・地域・機関から、1,700件以上の弔意が寄せられている(外務省)。

朝日も少しは現実が見えたのかも知れない。社説では「反対」と実質言っている内容なのだが、「反対」の文字は一切使っていない。オレから言わせれば、こんなのは「朝日の逃げ」でしかない。朝日はしっかりと「反対だ」と書くべきだった。

朝日が国民世論とかけ離れているのは、今に始まったことではない。朝日の論調・論考は「特定の勢力」にしか受け入れられない。朝日自身が「特定の勢力」の代表なんだから。それに、実質「反対だ」と言うわりには内容がない。法的根拠がない、過去の首相経験者はこうだった、安倍元首相には疑惑がある。そして、いつもの分断を煽るなぁ~! (苦笑)。

朝日は感情論で煽るくらいし能がないのは誰もが知っていること。特に反原発論考はこれしない、今回も「モリ・カケ、サクラがぁ~!」と「分断を煽るなぁ~!」しかない。

この程度の内容なら岸田首相が国葬を表明した翌日に書けただろう。朝日は捏造と煽りとタブスタしかないんだから。