3月13日に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、劇中とは関係のないものが映り込んでいたようだ。

鎌倉殿の13人 (1)
疾走する北条義時。

鎌倉殿の13人 (2)
義時の向こう側にロケの取材をしているのか、デッカいレンズを付けた一眼レフカメラを抱え、白いマスクをしたカメラマンが映っている。その左下には、白い帽子(ヘルメット?)を被り後ろ向きの人物。さらには、その右側に白いマスク姿の人物がいる。心霊写真の幽霊探しみたいだ(笑)。

明らかに登場人物ではない人が映り込んでしまったということ。この写真だけを見れば「なんで気がつかないんだ」って思うが、これは疾走しているシーン。逆に見つけた人は「よく気がついたなぁ」って思う。

まあ、誰もこんなことに目くじらを立てることはないと思うが、昔に比べると作り手の意識が下がっているという意見もある。と言うのも、昔の大河ドラマはこういうシーンでは撮影カメラマンや関係者にも衣装を着せ、映り込んでもいいようにしていたという。

ところが最近はデジタル処理で「ちょいちょい」っと消せるので、気にしなくなったといわれる。しかし今回のように見落とすと、そのまま映り込んでしまうことになる。

実は2016年の「真田丸」でも、赤ん坊の着物がはだけ「紙おむつ」が露出したまま放送されたことがあった。(「NHK大河ドラマ『真田丸』に紙おむつ登場(笑)

当時、NHKは土曜日の再放送ですぐに紙おむつシーンをカットしていた。さあ、今回はどうするのかな?

*3月20日追記
本件についてNHKがコメントを出した(公式ツイッター)。「3月13日(日)に放送した『鎌倉殿の13人』第10回において、スタッフの映り込みがありました。申し訳ありません」「3月19日(土)の再放送では修正して放送いたします」。なので、修正して再放送したようだ。