毎日新聞2月17日の社説「衆院の憲法審査会 まずは熟議の環境作りだ」を読んで大笑いしてしまった。余りに中身がなさ過ぎて。これが社説?
衆議院の憲法審査会が予算案成立前から始まったことを「異例だ」と書く。つまり毎日は憲法審査会を開くなと、実質的に言っている。まあ、毎日からすれば、絶対に改憲を阻止したいという意思の表れなのだろう。
その後の言い分も、具体的条文の中身よりも国民投票の際のCM規制の議論が「先だ」と言う。そして、国会のオンライン審議の検討が「優先だ」と書く。最後には、審査会での熟議ができる土台作り「からやれ」と言う。
もう憲法審査会での具体的な討議をやらせないために、あれもこれも持ち出してきたという感じ(苦笑)。
いくら改憲に繋がる可能性のある憲法審査会が嫌だからと言って、「CM規制が先だ」「オンライン審議が優先だ」「熟議の土台作りからやれ」って、毎日新聞の言う案件の優先順位はどうなってるんだ。社説のタイトルからすれば「熟議の土台作り」が最優先なんだろうが。
それにしてもバカなことを書くものだ。憲法審査会が衆参両院に設置されて何年経つと思ってるんだ。平成19年(2007年)のことだぞ。何を今さら「熟議がぁ~!」だ。
そんな時期はどっくに過ぎている。それならば、熟議以前に立民がずっと開催(審議)拒否をしてきたことには触れないのか? 党内議論もせず、見解すらまとめられず、党が分裂するかもなんて理由で逃げまくっていた政党に、何か言うことはないのか?
このクズ政党が「熟議」を拒否してきたからだろう。もし毎日が言うように「熟議の土台作り」からやらねばならないのなら、それはすべて立民の責任である。立民が党としての憲法案(必ずしも改憲案である必要はないが)をまとめることだ。これが「熟議の土台」だ。
それにしても、毎日に限らず朝日などの左派系メディアは、なぜ改憲の発議すらさせないという論調なのか? 改憲の可否を判断するのは国民であって、決してお前らではない!
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