米国が来年の冬季北京五輪の外交的ボイコットを決めた。それを報じるテレ朝の夕方のニュース(スーパーJチャンネルと言うらしいが)をたまたま観た。

テレ朝の外報部長という人物が出てきて解説(?)をしていた。内容は「前トランプ政権が人権に興味を示さなかったことへの違いを示すことがバイデンの狙いだ」「バイデンの支持率が低く、中間選挙への政治的思惑がある」など、バイデンの狙いは「人権」でなく「トランプとの違いを見せるなどの政治的思惑」だと言っていた。

つまりは、中国のウイグル族への人権侵害への批判ではなく、政治的な判断だと間接的に中国を擁護したのだ。まあ、テレ朝らしいなあと。

ところが、それを聞いた小松靖アナに「中国の人権問題を政治的俎上に載せたのはトランプ大統領」と、やんわりではあるが否定されてしまう。

はははっ、見え見えの中国擁護をした外報部長が、アナウンサーに否定されてやんの。バカ丸出しだなぁと観ていたら、小松アナから話を振られたメインキャスター役の松尾由美子アナは「モゴモゴ」とまったく答えられず。

実はこの松尾アナ、先月のとある日に東京都の新型コロナ感染者数18名を「今日の感染者数は18人です。先週の9人から倍増です!」と伝えたアホアナなのだ。やはり何の素養も知見も意見もないことが、改めて分かった。
(「テレ朝 東京都の感染者数は18人で先週の9人から倍増です!」参照)

たった18名の感染者を「倍増です!」などと伝えるのは、批判する(否定的に伝える)ことが報道アナの使命だとでも勘違いをしているのだろう。テレ朝(報道)にありがちな単純アナのひとりだと言うこと。もちろん大ベテランの大下容子アナもこの中に入る。なんでこんなの大御所ぶっているのか、さっぱりだ分からない。

話が逸れてしまったが、さらに輪をかけて酷かったのが渡辺宜嗣。こいつはただのベテランアナでしかないのだが、この番組ではコメンテーターのような役割で出ているらしい。こいつがしたり顔で話し始めたのが、岸田首相が所信表明演説で人権について多く言及していたとか、中国に言うべきことは言うと言ったとか云々。

話の要旨からして日本も外交的ボイコットに追従すべきだと言うのかと思ったら、結末を濁し「モゴモゴ」。そして「頭の痛い問題です」だって。じゃあ、なんで岸田首相が人権の話をしたとか、長々話してるんだ? たかがアナウンサー風情がって思ってしまう。

この番組を観ていた10分くらいの間の登場人物4人中3人がクズだったということ。

小松アナだけが控え気味に「事実」を話していたが、小松アナはテレ朝には珍しいまともなアナらしい。極左・青木理の何でも反対、何でも批判の無責任発言に対し「対案を出さないと説得力がない」と批判したことで知られる。青木は「ジャーナリストは対案を出す必要はない」と言い放っていたけど。左翼界隈では、これは常套句というか常識らしい(苦笑)。

別に小松アナを褒めて他の3人を腐すのが本意ではなく、何の素養も知見も意見もない連中が「批判することが報道番組の使命」と勘違いし、浅はかで底の浅い発言を尤もらしくしていることが問題だと言いたいのだ。

オールドメディアと揶揄されているTV・新聞だが、何だかんだ言っても情弱(嫌いな言葉だが)と言われる世代の人々へはかなり強い影響力がある。だから問題なのだ。こういう「何となく」批判しているTVの論調に流される人も多い。

夕方のニュース番組などほとんど観る機会はないのだが、酷い番組作りをしているようだ(テレ朝だけかもしれないが)。「事実を事実として伝える」に徹していればいいんだ! それすらまともにしないくせに、下手な解説と称する底の浅い個人的意見を言うな!