静岡県知事の川勝平太が6月の知事選時、「顔のきれいな子は賢いことを言わないときれいに見えない」などと発言をしていた。また、新東名の御殿場JCTから三ケ日JCT間の開通が前倒しとなったのを、「工事現場にうら若き女の子が来たから仕事がはかどった」(要約)とも言っていた。

明らかな女性蔑視発言である。発言が自らの陣営が開いた集会でのものとは言え、今まで問題視(表面化)されなかったことは異常である。今ごろになってメディアの取材に「知事の本質が垣間見えた発言で、不快だった」などと言っている支援者も同罪だろう。なぜ当時、声を挙げなかった?

また、オールドメディアである新聞各紙やTV各局もこぞって批判口調で報道しているが、今までこの発言を入手できなかったくせに、何を偉そうに批判しているのか。自らの取材能力不足に対して、何か言うこと(反省)はないのか?

川勝は「(ぐじゅぐじゅ言った後)撤回しおわびを申し上げたいと思います」だそうだ。しかし新聞・TVは当然、これで終わりではないよな?

森喜朗・東京五輪組織委会長(当寺)の発言を「女性は話が長い」と切り取り、「女性蔑視だぁ~!」と大騒ぎ。発言を撤回・謝罪し、さらに会長職を辞任しても批判を続けたよな。

川勝の場合は、切り取りなどではない真の「女性蔑視発言」だ。謝罪・撤回をしたとは言え、知事を辞任したわけでもない。これで批判を収めるわけにはいかないだろう。そうでないと、オールドメディア連中の「女性蔑視批判」なんてただのポーズで、別の意図があったと暴露するようなものだ。

特に社説を使ってまで森批判をしていた朝日、毎日。さあ、川勝批判も社説でやれよな。連日連夜、ワイドショーを使って批判していたテレ朝・TBSも同様に、これから毎日批判し続けろよ。