新型コロナの感染者数もめっきり減少し、日本における感染対策(ワクチン接種含め)が結果的に大成功だったことを示している。その証拠に他国では現在も米国12万人、ドイツ5万人、イギリス・ロシア4万人など、多くの感染者が出ている(1日当たり)。
政府施策に何でも反対している人たちは「国民の節制のおかげだ」などと国民の「根性論」的なことを言っている。さらには「政府(各自治体)が感染者数を偽っている(隠している)」との陰謀論までささやかれている。
一部のTVなどのメディアも、どうしても政府の感染対策を認めたくないのか、相変わらず東京都の感染者数を未だに毎日速報で流している。まあ流す分にはいいのだが、たまたま観る機会のあったテレ朝の夕方のニュースでは、女子アナが「今日の感染者数は18人です。先週の9人から倍増です!」と、それも沈痛な顔(オレの主観)で話していた。
何だかなぁ~。
9人が18人になったので倍増というのは間違ってないが、ちょっと使い方が違うのではないか? これから冬を迎え、感染の再拡大(第何波だ?)が懸念されるにしても、18人でここまで煽るとわねぇ。
確かにまだ油断する段階ではないことは理解しているし、マスク着用や手洗いの励行など続けていくことは重要だと思う。しかし、報道に携わる人たちがどういう意図かは別にして、相変わらず「煽り報道」と受け取られかねない報道をしていることには呆れるしかない。
煽りの次は扇動、というのは全体主義的な国ではよく使われる手だ。そういう国を目指している連中が、テレ朝を始めとしてマスコミ関係者には多いのかも知れないが(苦笑)。
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