先の衆議院選で惨敗した立憲民主党。当初は辞めないと言っていた枝野幸男も、さすがに辞めざるを得なくなったようだ。次の代表は誰かに注目が集まっている(と言うほどでもないけど・・・)。

いろいろな名前が挙がっているが、誰でも同じこと。しっかりとした国家観を持っていると思われる人物は立民にはいない。ただただ、その場その場のネタに飛びつき批判するだけ。

そんな連中をお仲間の朝日新聞などの左派系メディアが持上げるから、当人も勘違いする。また不祥事などを起こしても朝日は率先して庇うから、やっぱり当人は世間の風当たりを正確に把握しない(できない)。

典型が蓮舫だろう。蓮舫は参議院議員だが、蓮舫の「批判だけ」「自分に甘い」「ブーメラン」のイメージが、衆議院選に影響を与えたことは否定できないだろう。

思い起こせば、民進党(当時)代表戦の最中にバレてしまった「二重国籍問題」。まともな説明もせず(できず)、ウソの連発で誤魔化そうとした。

朝日は朝日で、蓮舫を一生懸命擁護した。あのウソ連発を「説明が揺れた」と書く始末。挙げ句には「出自差別」へすり替え、蓮舫はすっかり被害者気取り。せっかく自分をいろんな意味で省みるチャンスだったのに。

そんな蓮舫は、今も枝葉末節に噛みつき、ブーメランを投げまくっている。

最新のブーメランは、枝野の辞任表明に対し「この局面でお支えきれず忸怩たる思いです」(11月2日のツイッター)。しかし衆議院選前の街頭演説で「自民党は支持率の下がった菅前首相を守れなかった。総裁を守れない党に国民を守れるわけがない」(10月15日)と言っていた。

相変わらず見事なブーメランだ。「枝野(代表)を守れない蓮舫(立民)に国民を守れるわけがない」と言われるだけ。

立民の後継代表に誰がなるかは知らないし興味もないが、「何でも反対」「揚げ足取り発言」「自分の甘い」「ブーメラン」から脱却し、これこそ「まっとうな政党」になれるかの分岐点だ。

それは誰が代表になるかで分かるというもの。

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