朝日新聞デジタルをちらほら見ていたら、「学術会議の任命拒否1年、改めて6人任命求める 安保法反対学者の会」との見出しが目についた。署名は北野隆一。
これは北野の論評ではなく、単に「安保法反対学者の会」という連中が「6人を任命しろ!」と騒いでいることを書いただけのものだが、連中の言い分を一方的に垂れ流している、朝日が日ごろよく言う多様性など微塵も感じられない記事だ(苦笑)。
この中で連中が言うには「任命拒否という『違法』な措置による」だそうだ。こいつらだけでなく、いろんな所の弁護士が確かに違法と言っている。その根拠は、過去の政府答弁から「形式的な任命権しか有していない首相が実質的な任命権を行使しているので、学術会議法違反」というもの。
しかし同じ弁護士でも「裁判でこの任命(拒否)行為が違法とされる余地は1ミリも無いと思われる」という人もいる。過去の政府答弁は法律の中身にはまったく関与しないという考え。同じ法律を根拠に、まったく逆の見解がある。
つまりは、単純に「違法」だなんて決めつけられない内容なのだ。
しかし朝日は一方の言い分しか載せない。それは朝日の考えそのものだから。北野は沖縄タイムスの自称記者(左翼活動家)・阿部岳と連んでいるし、捏造記者・植村隆の「用語を間違えただけ」なんて擁護する本を出しているようなヤツだし。
(「朝日新聞記者の慰安婦捏造に関する認識はこの程度」参照)
相変わらず、自分たちに都合の良い言い分しか報道しない。それにしても朝日の「編集委員」というのに碌なヤツはいない。
ついでに関連記事のリンクをみたら、任命拒否組の加藤陽子(東大教授)が長谷部恭男(早大教授)、杉田敦(法大教授)と対談している記事が出てきた。タイトルは「コロナ敗戦から考える『危機の政治』と『政治の危機』」。長谷部も杉田も朝日お抱えの左翼学者だ。
で、この対談を取りまとめ記事にしているは、あの高橋純子。高橋と言えば「エビデンス? ねーよそんなもん」「『レッテル貼りだ』なんてレッテル貼りにひるむ必要はない。堂々と貼りにいきましょう」で知られる駄文製造機。
エビデンスなんか無くてもどんどん記事にしちゃえ。つまりは捏造でも印象操作でも、気に入らない相手には攻撃し「悪者」のレッテルを貼っちゃえばこっちものと言っているヤツ。
(「朝日新聞・高橋純子が自爆!」参照。高橋を扱った記事はやまほどあり)
朝日の編集委員(肩書き)と言えば、内部からも「一度就いたらほぼ再任され続けているこういう『編集委員』こそ、肩書に見合った対応をしてほしい」「編集委員登用のあり方も考えてもらいたい」と言われている存在。
この意見は「新型コロナは痛快」とツイートして、炎上→アカ消し逃亡→本人は逃亡のまま朝日広報謝罪→退職(現在フリーライター気取り)の小滝ちひろの件での朝日内部のもの。
(小滝の件は「朝日新聞・小滝ちひろ『新型コロナ痛快』発言で逃亡」「朝日新聞よ 日ごろの『説明責任を果たせ!』はどうした?」参照)
朝日はそれなりのベテランに、片っ端から「編集委員」なんて肩書き付けるの止めたら。北野・高橋・小滝以外にも、碌でもないヤツがごまんと居る。
自社の印象操作記事に引っかかったり、新型コロナで台湾が入国制限する前日に潜り込み、「隔離日記」と称するお気軽な感想文を書いていた吉岡桂子も「編集委員」だな(苦笑)。
(「朝日新聞編集委員・吉岡桂子が無知をさらけ出す」「朝日新聞・吉岡桂子の非常識さは朝日を表わす」参照)
こいつら以外にも、国分高史、福島申二、豊秀一、駒野剛、原真人、牧野愛博、堀篭俊材、佐々木栄輔など、碌でもないのがいるわいるわ。小滝のように退職しているけど竹内敬二、大野博人なども酷かった。
そう言えば、「あの」前田直人も元編集委員だ(前世論調査部長で現職はコンテンツ戦略ディレクター)。(「朝日新聞・前田直人の『妄想』に感服!」など多数)
ついでに「国民の『知る権利』の代理人として、私たち朝日新聞の責務は重い」とか書いていた曽我豪も現在は編集委員だ。「報道しない権利」の行使ばかりしている朝日が何を言っているんだ!
朝日はベテランの域に入った連中に「編集委員」なんて肩書きを与えてプライドを保てるようにしているのだろう。それにしても、書きっぱなしで責任を取らない朝日を体現しているような連中ばかりで笑ってしまう。
もちろん、編集委員以外(論説委員から若手まで)も碌なヤツはいないんだけどね。
*すでに「元」編集委員になっているヤツもいるかも。その際はご容赦を。
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