東京新聞に「五輪、日本のメダルラッシュの陰で・・・80代夫婦が孤独死か、東京・板橋のマンション」という見出しの記事が載った(8月2日)。署名は社会部・天田優里。

内容は、東京五輪柔道の男子100キロ級と女子78キロ級で日本勢がそろって金メダルを獲得した7月29日、東京都板橋区にあるマンションの一室で、80代の高齢夫婦とみられる遺体が見つかった。玄関は施錠され、エアコンやテレビはついたまま。2人はいずれも死後3週間ほど。五輪が開幕する前に、誰にも気付かれないまま息を引き取っていた。2人に外傷はなく、また共にガンを患っていたいう。

痛ましく気の毒な出来事だ。亡くなられたご夫婦のご冥福をお祈りいたします。しかし東京五輪と何の関係があるのか? この見出しには悪意しか感じない。東京新聞が東京五輪に反対していることは周知である。だからと言って、何でもかんでも五輪に結びつけるような印象操作はやり過ぎだ。故人に対しても失礼だと思う。

東京五輪が行われていなかったら、この夫婦は亡くならなかったのか? 申し訳ないが、そんなことはなかっただろう。つまりは、五輪と夫婦の死亡には何の関係もない。明らかだ。

東京新聞には記者を名乗る変な人が、わんさと在籍している。左翼活動家・望月衣塑子、佐藤圭、久原穏など多数。中国さま命・上野実輝彦、ごろつき・中澤誠、などなど。

今回、五輪と関係ないものを五輪と結びつけ、悪質印象操作を行った天田優里。東京新聞期待の大型新人か?(苦笑)。ゴメン、年齢を書くと34歳だから中堅だな。

そんな天田は2月にも「五輪開発の街で困窮か 母殺害の疑い・・・死亡長女を書類送検 晴海の旧公団で追い詰められた最期」との見出しで、五輪と関係ない事件を意図的に結びつけた記事を書いている(署名に別記者1名)。

こいつ、東京で何か不幸な事件・事故が起こると五輪と結び付け、悪質印象操作をするヤツのようだ。

天田は紙面で「客観性を保つことに気を付けています。新聞記者は『事実を記し、伝えること』が仕事です。そこに主観が入ると、事実と食い違ってしまうことも(あるので気をつけている)」と語っている。

天田よ、自分の言葉を実践できているか?

天田優里 (2)
そんな天田のフェイスブックのトップ写真。何と! 展示されている東京五輪の聖火トーチの前でボーズをとっているではないか。おやおや。

見出しは「天田優里が聖火トーチと記念写真を撮っている陰で・・・80代夫婦が孤独死か」の方がいいのではないか?