朝日新聞が東京五輪で観客を入れる方針を批判している。しかも、「科学的見地を踏みにじる」とか言ってる(6月22日社説「五輪の観客 科学置去りの独善だ」)。
IOCや東京都、政府などの5者会議が「原則として競技会場の収容定員の50%以内、上限1万人まで観客を入れる」方針を確認したことを批判している。そして言うに事欠いて「科学的見地を踏みにじる『独善と暴走の象徴』」だと書く。
朝日が「科学だぁ~!」とは、あまりのご都合主義に笑うしかない。
朝日の「何でも反対」「何でも批判」論調は、基本的に感情論に基づいている。そこに論理はおろか「科学」なんてどこにもない。そんな朝日が「科学」だってさ。ジョークにもならない。
朝日の科学無視は反原発記事で顕著だ。それはイデオロギーと感情論であふれている。それしかないと言っても良い。処理水を「処理済み汚染水」と書くことなどは、まだかわいい方だ。一切の科学的見地を無視し、嘲笑しか出ないような記事を乱発している。
編集委員・佐々木栄輔の「科学、振りかざすのでなく」はその典型だ。処理水の海洋放出論に対して「科学や技術の専門性を盾に一方的な理解を求める態度が問題をこじらた」。自分らが風評を煽りまくっておいてよく言うわでしかない。
(「朝日新聞は科学よりもイデオロギーと感情優先」参照)
新聞の役目として、「海洋放出しても科学的に安全だから、不安を煽るようは風評は慎むべきだ」と書くべきなのに、先頭に立って風評をばらまき煽ってるんだから。本当にどうしようもないクズ紙だ。
しかも現在進行形でやってるからたちが悪い。4月には若手記者に科学無視の「コスプレ」をさせ、いまだに福島への風評を煽ってるんだから、本当にたちが悪い連中だ。
(「朝日新聞が福島復興の足をまた引っ張ってる」参照)
このように自社思想に基づく反原発記事は、科学など一切無視した感情論(+ウソ・捏造)しかないのに、東京五輪批判には「科学がぁ~!」って何? ご都合主義、ここに極まりだと言っても過言ではない。
実は朝日が5月26日の社説で東京五輪の中止を訴えた際(「夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める」)も、そこに科学的見地はなく、単に日本人感染者が増える恐れがあると不安を煽る内容でしかなかったのは、朝日らしいと言えば朝日らしい(苦笑)。
さらには夏の甲子園(高校野球)は、2年ぶりにいつもと同様に開催するという「科学的見地を踏みにじる」行為を普通にしている朝日。しかも科学的見地のない言い訳をダラダラ書いていたのにも笑ってしまったが。
朝日には反政府(反自民)と侮日というイデオロギーしかなく、すべてがそれに基づいている。元々科学など気にしたこともなかった朝日。批判のためとは言え、科学などと言ってしまったことがいかに恥ずかしいことか。
恥を知らない朝日らしい恥ずかしさ。
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