朝日新聞は6月10日の紙面で「来月から月ぎめ4400円に」と、7月1日から値上げすると発表した。
朝夕刊の月決め購読料を4,037円(税込み)から4,400円(同)に改定するという(朝刊のみの統合版も値上げ)。デジタル版(シンプルコース)は値段は変えないが、読める記事本数を大幅に減らす(月300本から50本)実質値上げを行う。
理由は「販売・広告収入が減る中、経営努力が限界に達した」「他紙も値上げしてるから」。そして言うに事欠いて「ネット上にフェイクニュースが飛び交う今、新聞の役割は増していると考えています。事実を正確に報じるという報道機関の使命を肝に銘じ(後略)」だってさ。突っ込みどころの多さに呆れるばかりだ(苦笑)。
朝日は何かと「ネットはフェイクが多い」と批判する。しかしその反面、自社に都合の良いものは「ネットでも多くの批判が」みたいな感じで、政権・政府批判に使う。簡単に言うとご都合主義。
ただ、朝日は基本的にはネットを嫌っている。理由は簡単。朝日のウソ・捏造はネットによって暴かれたものが多いから。そのためネットはフェイクが多いという「印象操作」をしているだけ。
まあ、朝日は「ウソはバレる」という小学生でも分かることが、相変わらず分かっていない。だからいまだに「ウソ・捏造」記事を乱発する。頭が悪い連中ばかりと言うこと。そのウソをネットにばらされていることを逆恨みしているだけ(苦笑)。
さらに「事実を正確に報じるという報道機関の使命」とか、良く言うわ。ウソ・捏造記事、悪質印象操作記事を乱発する朝日が言うか? ギャグにもならないぞ。
朝日は2019年10月の消費税増税(8%から10%)直前、全面広告を載せていた。「朝日新聞はまだまだ値上げしないで頑張ります!」 「消費税増税後も変わらない価格、変わらないサービスでお届けいたします」とあった。
この時は新聞には軽減税率(8%)が適用されており、増税後も税率は変わらないので値上げする理由などなかったのである。税率が変わらないのに「企業努力で値上げしない」体を装った、朝日お得意の「印象操作」広告である。
こんな恥ずかしいことをしていた朝日が「値上げします」だって。あれから2年弱。赤字に陥った朝日は一番安易な方法を取った。社員給与の適正化、社員(記者含む)の合理化が進んでいるようには、外部からは見えない。他にやることがあるんじゃないの? と読者は思うのではないかな。
まあ、読者が納得するかどうかなので、オレには関係ないけどね。ただコアな読者の期待に応えるには、より一層の「ウソ・捏造記事、悪質印象操作記事」が乱発されるのではないかと思っている。
それこそが、逆に朝日の終焉の時だろう。
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