朝日新聞6月7日の社説「ワクチン開発 反省踏まえ基盤固めを」は、典型的な「お前が言うな!」だ。思いっきり呆れてしまった。ただただ苦笑。
朝日は言う。「(ワクチン開発は)多くの利潤が見込めないうえ、重い副反応が出た場合の経営への影響も考えて企業は二の足を踏みがちだ」「副反応が深刻な社会問題になったことがある日本では、他国に比べワクチンへの抵抗感が強い傾向がある」だってさ。
朝日の言う「副反応が深刻な社会問題になったことがある」は、おそらくHPV(子宮頸がんワクチン)のことを言っているのだろう。これを騒いだのは朝日だ。それも無責任に煽って煽って、煽りまくった。
その結果、日本人女性の接種率は1%程度に留まり、がんで3,000人もの女性が亡くなり、それ以上の女性が子宮を失う犯罪的現状になっている。
朝日の報道を受け、ワクチン接種済みの知り合い女性に「副反応がひどいらしいが大丈夫?」と聞いたことがある。その女性は「副反応? まったくない。友だちも多くが受けているが、そんな話は聞いたことがない」との回答だった。
当時は朝日報道との違いに「?」だったが、後に朝日の報道が特定の意図を持った煽り報道(捏造とも言う)だと知った。
朝日の根拠なき扇動はあまりに大きな代償を招いている。もちろん朝日だけでなく、厚労省の責任も重い。世界各国で安全と認められ、多くの女性が接種しているにもかかわらず、厚労省は朝日の煽り報道を受け「積極的勧奨」を取り下げてしまった。役人の典型的な「責任逃れ」だ。
こういう現状を、「副反応が深刻な社会問題になったことがある」「他国に比べワクチンへの抵抗感が強い傾向がある」と平気で言える朝日の厚顔さには呆れるしかない。
ワクチンや治療薬などは万能ではない。もちろん大きな副反応があってはならないが、100%の安全性(リスクゼロ)を求めていたら治療など進まない。被害が発生したとすれば、それに対し原因確認・対策が必要であるが、だからと言って「薬害だぁ~!」と大騒ぎ・扇動するのは、明らかに間違っている。
健康被害(副反応)を無視(あるいは軽視)しているわけではない。健康を害した方々のご苦労・苦痛は理解しているつもりだ。だからといって、多くの人を救えるワクチンを葬ってしまうのは違うと思う。(子宮頸がんワクチンに関する健康被害に関しては現在も係争中)
あまり良くない言い方かもしれないが、例えばコロナの場合「コロナで亡くなる人が1,000人減るより、副反応で1人亡くなることを重視する」ことと同じだ。これに大騒ぎするのが朝日。
朝日は過去に「薬害捏造」もを行っている。インフルエンザの特効薬とされる「タミフル」と肺がん治療薬「イレッサ」だ。
(詳細は「新型コロナのワクチン接種が始まれば間違いなく朝日新聞が騒ぐ」参照)
朝日のこういう「薬害報道」により、「タミフル」の処方は一時ストップし、「子宮頸がんワクチン」は接種率は1%と落ち込んでいる。この間に2次被害とも言える死者が続出している。朝日の責任は大きい。
そんな朝日が「(ワクチンの)研究から製造、接種を確実に実践するための基盤を整えなければならない」と偉そうに言う。自分らの過去の報道について反省はないのか?
朝日は報道に責任を持て。日本を貶めようとすることを目的とし、そのためには手段を選ばない。その結果、多くの日本人が知らないうちに被害を受ける。朝日の罪は重い。
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