朝日新聞のコラム「多事奏論」を高橋純子が書いていたので、久し振りに読んでみた。6月2日の「国難と政治の虚無 現場の奮闘、盾にする過ち」。

高橋の駄文を読むのは基本的に疲れる(苦笑)。独りよがりで論理矛盾、さらには飛躍する論理展開。しかも朝日特有の「多様性を認めない」独善的な言い分。それなのに、いつの間にか自らを「被害者」認定。朝日はいつも「加害者」なのに。

高橋は朝日新聞出版(アエラドット)と毎日新聞が、新型コロナのワクチン接種の不正予約をした件を「調査報道」だと言う。なるほど、ストレートニュースではないから「調査報道」と言えなくもないけど・・・。

そして「大きな穴を見つけたら、『ここに穴があります(気をつけて)』と世間に知らせるのはメディアとして当たり前のことだ」と書く。

じゃあこの報道を受けて、普通の国民は何を気をつければいいのか? 朝日は架空予約ができるからするなと言いたいのか? それとも架空予約ができるから、予約してワクチン接種をとでも言いたいのか?

普通の国民にとって、どうでもいい情報でしかない。逆に愉快犯が模倣する恐れの方が大きいだろう。朝日の言う「公益性」って、誰のための公益性なのか? 詭弁もいい加減しろと言いたい。

仮に百歩譲って公益性があるとして、その目的のためには手段は選ばないという手法はどうなのか? 今回、朝日新聞出版と同様のことを毎日新聞も行っている。毎日と言えば「西山太吉事件」を思い出す。

事件の詳細は省くが、違法な手段を用いて悪質な行為を行っていた。その中には人間のクズとしか言えない行為もある。毎日は西山事件の反省はないのか?

話が逸れてしまったが、高橋は今回のどこに公益性があると考えているのか? 世間に気をつけて? ただの独りよがりを正当化しようとするから、こんなバカな言い分になる。

高橋は「為政者が何を利用し、私たちは何に利用されようとしているのか。よくよく注意が必要だ」と書く。ずいぶんと面白いことを言うものだ。オレに言わせれば「朝日が何を利用し、国民はどう利用されようとしているのか」だ。

「医療崩壊」「感染爆発」「遅いワクチン接種」などと煽り見出しを乱発する朝日。新型コロナを利用し、それを煽りに煽ることで朝日が目指しているもの。日本卑下と政権打倒。そこに国民を想う気持ちはない。国民は知らず知らずの内に、朝日の目指しているものに無意識に協力してしまっている。菅内閣の支持率は下がり、東京五輪の中止論も強くなってきている。

こんなことをしている高橋(朝日)が「為政者が何を利用し、私たちは何に利用されようとしているのか」などと、ふざけたことを言ってはいけない。

最後に、こんなことをされたら朝日はどうかな?

偽の名前と住所を使って朝日新聞の購読契約を試みたらできました。すぐに解約したので、朝日に実害はないです。朝日の購読契約の本人確認不備を指摘しただけです。公益性はあると考えます。なんと言っても公器である新聞の契約ですから。(契約は朝日とではなく販売店との間のものだけど)