東京五輪の聖火リレーが3月25日、福島件のJヴィレッジから始まった。30日・31日には群馬県も通過した。30日には「ストロングマシン2号」も聖火ランナーを務めている。ストロングマシン2号は桐生・妙音寺の副住職だ。
(「副住職の将来が楽しみだ(笑) -妙音寺-」参照)

今後、開会式予定の7月23日までの121日間にわたり、約1万人のランナーが全国47都道府県の計859市区町村をトーチでつなぐ。ランナーのみなさんは、沿道の声援を受けながら力強く聖火をリレーし、大会開催までの気運を盛り上げることだろう。

惨めなヤツ
そんな中、3月27日に福島件田村市内を走る予定だった男性(57歳)は、沿道から聖火ランナーを見つめていた。五輪組織委員会・森喜朗前会長の「女性蔑視発言」に抗議するため、聖火ランナーを辞退したという。

まあ辞退は当人の意思であり、そういう考えならしょうがない。当人は「一石を投じることができたのなら、自分の決断にも意味はあったはずだ」と語っているのだが・・・。

じゃあ、なんでわざわざ自分が走る予定だった区間に現れて、未練がましくランナーを見ているのだ? 後悔してるのが見え見えじゃないか!(苦笑)。

太鼓を教えている子どもたちが、サポートランナーを務めることもあって沿道に駆けつけたとされているが、それだけではあるまい。たいしたポリシーがあるわけでもないくせに「抗議」した自分に酔いしれ、一時の勢いで良い格好しいで辞退しちゃったけど、やっぱり走りたかったなぁってところか。

森前会長の発言が女性蔑視だとしても、だからと言って東京五輪開催の意義付け(復興五輪)が変わるわけではあるまい。五輪精神が汚されたみたいな批判をしていた新聞もあったが、捏造・ウソ記事を乱発している新聞社が、そんなことを言えた義理ではあるまい。

それに、著しい人権侵害をしている来冬の五輪開催国に何も言及しないことを見れば、森会長発言と絡めた批判は政治的意味合いのものだとすぐに分かる。「五輪精神がぁ~っ!」なんて、ちゃんちゃらおかしい! どの口が言ってるんだ!

そんな左翼メディアや活動家に乗せられて、一生の想い出になるであろう聖火ランナーを辞退したことは、まさしく「後悔先に立たず」だな。