朝日新聞が反原発を煽るために、数々の捏造・ウソ記事・印象操作記事を垂れ流してきたことは周知のことだ。そのためには福島復興の足を引っ張る事にも躊躇はない。

そんな朝日が「記者が歩く 東日本大震災10年」というシリーズ(?)を始めた。その第1回「双葉病院、50人はなぜ死んだ 避難の惨劇と誤報の悲劇」は、呆れを通り超して怒りしか残らないものだ。

担当は入社4年目という小手川太朗という記者。この記事には小手川が双葉病院を訪れた際の動画が掲載されているのだが(朝日新聞デジタル)、これがどうしようもない低レベルの印象操作で呆れてしまう(苦笑)。



双葉病院は「避難指示区域内にあり、町の復興から取り残されている」とのキャプション。それを印象づけようと「取材を前に防護服を身にまとう」だそうだ(38秒あたりから)。これが突っ込みどころ満載で(苦笑)。

病院前の路上とおぼしきところで、防護服という名の「雨ガッパ」を着る。それもコンビニで売っていそうな安っぽいのを。しかもゆるゆるで隙間だらけ。そして頭にはホテルのアメニティグッズっぽいシャンプーハット(?)。手袋をしたのはいいが、袖口のゴムがゆるゆるなので手首は普通に露出。歩くたびに防護服(笑)の裾はひらひらと。それ以前に顔丸出し。

おいおい、現場に着いてから屋外で「よいしょっ」って着る防護服って何だよ。これで、何の防護になるのか??? 印象操作もいい加減いしろよ!

本人が意図したものか、周りのお膳立てかは知らないが、あまりにも「舐めている」。震災当時に高校生くらいだったと思う記者に取材っぽいことをさせることで、震災から10年を演出しようとしたのだろうが。

それにしても、この手の印象操作(+ウソ記事)で福島復興の足を引っ張るのはもう止めろ! と強く言いたい。いまだに風評被害をまき散らすことに躊躇しないクズ連中。

朝日が反原発を訴えるのは構わない。しかしそれは科学的データに基づくものでなければならないのは言うまでもない。まあ、論説委員(しかも科学社説担当)・村山知博は「原発は心配だ」、編集委員・佐々木栄輔は「科学を振りかざすな」などと、科学無視の感情論でしか原発を語れない新聞だからしょうがないか。