韓国・ソウル地裁は、元慰安婦らが日本政府を相手取り損害賠償を求めていた訴えに対し、総額12億ウォン(約1億1400万円)の賠償を命じる判決を言い渡した(1月8日)。

「国家は他国の裁判権に属さない」という国際法上の主権免除の原則を無視すると同時に、「日本による計画的、組織的、広範囲に行われた反人道的な犯罪行為」などとバカなことを言っている。

さらには、日本の朝鮮半島統治(併合)を「不法占拠」と嘯き、原告(元慰安婦)は「現在まで被告(日本政府)からきちんとした謝罪や賠償も受けていない」と言う。

自称・元徴用工判決の時もそうだったが、「日韓請求権・経済協力協定」(1965年)で、補償責任(があるとすれば)は韓国政府に移っていることを意図的に無視する。そして、「慰安婦合意」(2105年)により最終的かつ不可逆的な解決された問題を自分たちで反故にし、逆に責任を押しつけてくる。

今回の判決は国際法の原則に反し、国家間の協定や合意にも反する、国際秩序を踏みにじるクソ判決ということになる。

返す返すも、朝日新聞が吉田清治の詐話に乗っかり慰安婦強制連行を捏造した罪は重い。朝日は「強制連行」が否定された後も「広義の強制性」「女性の人権問題」と論点のすり替えを行い、日本批判を行ってきた。

朝日は2014年に吉田清治からみの記事を「誤報」として取り消したが、自らの責任には頬被りをしたままだ。第三者委と称するお仲間、特に林香里に「朝日の報道は国際社会においてあまり影響がなかった」と強硬に主張させることで、自身の免罪をはかった。

そんなクズ紙・朝日は、社説でこの判決を取り上げた際(1月9日「慰安婦判決 合意を礎に解決模索を」)、韓国を批判しながらも「歴史の加害側である日本」「当時の安倍首相が謙虚な態度を見せないこと」などと、訳の分からない日本批判・安倍批判を紛れ込ます。

アホか! 韓国をここまで増長させた責任は朝日にある。韓国がどんな非常識なことをやっても言っても、必ず「日本も悪い」と韓国擁護をしてきた。朝日がやらなければならないことは、韓国に対し「慰安婦問題」は自らの捏造であることを謝罪することだろう。

朝日の記者連中は、2014年の「誤報」をどう捉えているのだろうか? 吉田清治にすべてなすり付け、自らは欺された被害者のつもりにでもなっているのだろうか? そうでなければ箱田哲也や中野晃のような事実を無視した社説や記事は書けまい。