新型コロナの感染拡大が喧伝されて久しい。一部では「非常事態宣言」に言及する政治家やコメンテーターまで出てきた。個人的には扇動家としか思えないが、いろいろな意見があるのはしょうがない。
ワクチン開発も急速に進んでおり、アメリカやイギリスでは接種が始まっている。新規ワクチンということもあり、その安全性を懸念する声もある。もちろん大きな副作用などがあってはならないが、100%の安全性を求めていたらワクチン接種など絶対に進まない。被接種者の体質やその時の体調などの影響もあるだろう。現行のインフルエンザのワクチン接種時も、問診票で体調やアレルギーの有無を聞かれる。
新型コロナのワクチンでも、必ず体調不良(程度の軽重は別にして)を起こす人が出るだろう。そうすると大きく騒ぐ輩が出てくる。朝日新聞だ。
朝日には前科がある。インフルエンザの特効薬とされる「タミフル」に関し「薬害だぁ~っ!」と大騒ぎし、扇動したのが朝日だ。当時ニュースでも報道されたが、中高生などの未成年者が高熱に浮かされ、事故が発生した件だ(死亡事故含む)。
朝日は「タミフルのような抗ヒスタミン系薬剤は幻覚を引き起こす。それを知りながら製薬会社も厚労省も何もしなかった」との記事を乱発した。朝日と自称「人権派弁護士」に焚きつけられた被害者は製薬会社を訴えた。
子どもを失った親御さんたちの心情は察して余りあるが、当然のことながら裁判所はまっとうな判断をした。高熱による「熱譫妄」だと。朝日は不当判決と騒いだが、最高裁でもひっくり返らなかった。
朝日が騒いだことで未成年者への「タミフル」の処方はストップした。その間、インフルエンザに罹患しても特効薬が処方できない状態が続いた。これで逆に様々な被害が拡大したのは言うまでもない。厚労省が「タミフルは子どもにも使えます」と声明を出したのは裁判から2年後のことだ。
朝日はこの厚労省声明を報道しなかった。何と無責任なことか。恥ずかしかったのだろうが、報道機関としての責任など何も感じていないのだろう。
朝日の薬害扇動(捏造と言っても良い)は他にもある。肺がん治療薬「イレッサ」、子宮頸がんワクチンでも同様の扇動報道を行っている。被害に遭われた方々(ご家族含む)は、朝日の薬害報道を真に受け製薬会社などを訴る。そして敗訴という同じ流れ(子宮頸がんワクチンは係争中)。
そして朝日が報道することで、被害者に寄り添う振りをした「特定の意図」を持った連中が集まってくるというおまけが付く。そして、いつの間にか活動の趣旨が様変わりすることもある。
ちょっと話が逸れたが、新型コロナのワクチンの有用性が確認されても、先に書いたように体質やその時の体調で不調を来たす人は出るだろう。そして朝日が大騒ぎする。「副作用だぁ~!」「認可が早すぎる、問題だぁ~!」。
それにより有効性が確認されたワクチン接種がストップするデメリットが生じる恐れも出てくる。でも朝日には関係ない。何でも批判することが朝日の目的だから。逆に感染が沈静化してしまったら、朝日は国(政府)を批判する材料を失う。だから朝日が騒ぐことは間違いない。
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