今年は瑛人の「香水」が大ヒット。動画投稿サイトでの「歌ってみた」動画が流行のきっかけだった。それに伴い、歌詞の中に出てくる「ドルチェ&ガッバーナ」の香水の売上げも激増。デザイナーであるドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナも「(歌を)知っていますよ。とてもうれしく思っています。ありがとう」とコメントしている。

ドルチェ&ガッバーナと言えば、「ドルチェ&ガッバーナ、中国で炎上 きっかけは広告動画」と、朝日新聞に批判された事を思い出す(2018年11月)。

ドルガバの広告動画が「中国伝統の箸でイタリアの伝統料理を食べる」というテーマで、女性が箸をピザに突き立て不器用に食べる内容だったからだ。朝日は「現実とはかけ離れた差別表現」「(中国人が)怒って当然」とドルガバを批判した。

中国人現実の姿からすれば、ドルガバの動画もそんなに事実とかけ離れているとは思わないが(個人的感想)、朝日からすれば中国様に向かってなんて表現をするんだ! なんだろう。

そんな朝日はノルウェーのブローテン航空のTVCMには逆の反応見せた。タイトルは「日本人」(1999年)。

北欧のデザート菓子・レフセ(バタークリームを挟んだ薄皮パンのようなもの)を出された日本人乗客が、おしぼりと間違えてレフセを開いて顔を拭くというもの。当然、顔中クリームだらけになり、周りの乗客は冷ややかに見つめる。

同じ乗客が次にブローテン航空に乗った際、今度はおしぼりを出される。すると「お腹がいっぱいなので要らない」とジェスチャーで答える。おしぼりとお菓子の区別も付かない日本人。これがコンセプトなのだろう。

このCMに関して朝日は「こんな日本人、侮辱か現実か」と題し記事化した。当然、現実とかけ離れていると批判するのかと思えば、「海外で団体行動をしたり、辺り構わず写真を撮ったりする日本人が多い。外国人の目に映る日本人として受け止めるべきだ」「他の国民性をユーモラスに取り上げるCMは海外では珍しくない」だそうだ。

つまりは「他国民をステレオタイプ化し、『ユーモラス』に表現するのは世界の流行だ」ということらしい。ならば、なぜドルガバの動画を大批判したのか? なぜ日本人には「受け入れろ」で、中国人には「差別だ」となるのか?

朝日の日本(人)嫌いは変わらない伝統だ。日本(人)を卑下することしか考えていない。だからサンゴにKYと自作自演の落書きをしながら「恥じない、精神の貧しさ、すさんだ心」などと日本人を蔑む。日本(人)を貶めるためなら捏造だって厭わない。

古くは「源氏物語」にも登場し、江戸時代には広く庶民にまで普及していたおしぼりは、まさしく日本の文化だ。だからこそ、朝日はおしぼりで日本人を茶化すCMを気に入ったのだろう。

朝日は知らないようなので教えてあげよう。航空会社の機内サービスでおしぼりを最初に提供したのは日本航空だということを。ブローテン航空ごときがおしぼりで日本人を茶化すのは、無知をさらけ出す恥ずかしい行為でしかないのだ。

*現在ブローテン航空はスカンジナビア航空に吸収合併されている