総務省は10月15日、新型コロナウイルス対策で国民1人当たり10万円を配った特別定額給付金を巡り「2回目の給付が決定した」とのウソの情報を伝える不審メールが不特定多数に送付されているとして注意を呼び掛けた。

加藤官房長官も会見で「犯罪に用いられる可能性がある。決してリンクにアクセスしないようお願いしたい」と述べている。

そんなおり、早速来ました詐欺メール。「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました」のタイトルで、10月19日の6:33の送信されている。送信元アドレスは「kyufukin@soumu.go.jp」。何か尤もらしい(苦笑)。くれぐれもご注意を。

こんなのに騙されることはないが、これ以外にも毎日々々それなりの数の迷惑メールが送られてくるのでうんざりしている。で、オレの怒りの矛先はどちらかと言うとOCNに向いている。

このアドレスはOCN(プロバイダー)で取得したもの。実は数年前に、OCNが外部からの攻撃に遭い各種情報が漏洩している。OCNは公式には外部への個人情報の漏洩を認めていないが、しっかり流出しているのは明らか(この時期は他の多くのサイトが攻撃されていた)。

こういう経緯もあり、現在は2段階認証が導入されるなどセキュリティーが強化されてきているけど。

上記の流出以降、迷惑メールが来るようになった。一時期収まっていたように感じていたが、最近になって以前よりも増えている。週に数件だったのが、毎日数件(5、6件)来るようになった。中国からなのが明らかな変な日本語が多いが、まともな日本語の迷惑メールも最近は増えている。

大部分がアマゾン、ゆうちょ銀行、楽天、三井住友カードなどを名乗り、不正なログインがあったので個人情報(特にクレジットカード情報など)の更新を求めるもの。こんなあからさまなものに引っ掛かることはないけどね。

このようにアドレスが明らかに流出しているにもかかわわず、OCNが流出を認めていないのが不満なところ。流出はメールアドレスのみのようなので、実害を被っているわけではないけど(多数の迷惑メールが実害と言えば実害だけど)。ただ認めるべきものは認めろよという思いだけ。

OCNのアドレスはサブとして使っているので変更しても、それほど面倒にはならないんだけど。さすがにウザいから変更するかな。