2020年の地域ブランド調査結果が発表され、群馬県は昨年の45位から40位(タイ)に少しアップした。
実はこの40位という結果は、群馬県の過去最高位なのだ。従来は2010年と2017年の41位が最高だった。日本の都道府県数はご存じのように47。常に40位台をキープしており、安定感は抜群だ(苦笑)。
毎回思うのだが、群馬県には草津・伊香保・水上など温泉が豊富にあるし、スキー場も多い。首都圏からも車でも新幹線でも1時間程度でお手頃な距離だし。でも、これ以外にないとも言える。いつまで経っても温泉か! ってこと。
結局は、古くからの観光地・名物しかない。時代に即した(迎合したという意味ではなく)新しい観光地の類いがない。「ご新規さん」を引きつける魅力がないということ。
個人的には未だにこの2人が観光大使をやっているのが、下位安定要因だと思っている。2008年からだし、もういいだろう。他にいないのかよ。
ところで、今回の順位で特筆すべきは茨城県が最下位を脱出したこと(42位)。7年連続最下位からついに・・・。「タレントなどが茨城県の農産品を紹介する機会が増えたことが魅力度上昇に寄与している可能性がある」(ブランド総合研究所所長談)。
お笑い芸人・カミナリのタクミの実家がメロン農家で、けっこうTVで紹介されていたことなどかな。
茨城県に代って最下位に沈んだのは栃木県。日光(鬼怒川温泉含む)くらいしか思い浮かばない。まあ、群馬県民が他県についてどうのとか言える立場ではないけど。
思い起こせば、茨城県が連続最下位になる直前の8年前(2012年)の最下位は群馬県だったということ。北関東3県で毎年最下位を争うのが、逆に3県の知名度を上げる良い方法ではないかと思ったりする。
ただ、佐賀県(45位)と徳島県(46位)も毎年強いんだよな。また今年40位台に「ようこそ」してきたのが岐阜県(42位)と福井県(44位)。みんな強そうだな。
*関係県のみなさん、怒らないでね。
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