世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の説明施設「産業遺産情報センター」が6月15日から一般公開された際、朝日新聞はその展示内容にイチャモンをつける記事を書いた。
(「朝日新聞の『韓国が問題視する可能性もある』に苦笑」参照)
その後、7月9日には社説「世界遺産対立 負の歴史見つめてこそ」で、同様に「産業遺産情報センター」の展示内容などを批判した。その社説の中に、「朝鮮半島出身者の労務動員に暴力を伴うケースがあったことや、過酷な労働を強いたことは当時の政府の公文書などで判明しており、日本の裁判でも被害事実は認められている」と書いた。
実は朝日は2015年5月8日の社説「世界遺産 複眼で歴史見る機会に」でも、「鮮半島出身者が強制労働させられたさせられたのは史料などで分かっている」と書いていた。
当時から「どんな資料があるんだ?」とずっと疑問に思っていたが、その答えが月刊Hanada10月号に載っていた。その答えは「そんな資料はない」だ。
7月9日の社説を読んだ多くの人が同様の疑問を持ったようだ。「産業遺産国民会議」専務理事・加藤康子氏の元に問い合わせが多数寄せられた。また加藤氏自信も疑問に思ったらしく、直接朝日に問い合わせている。
朝日の回答は「さまざまな公文書が存在し、研究発表もなされている」。なんじゃそれ? 具体的内容は一切無し。また元島民の方々も同様に三菱マテリアル(当時の端島炭鉱経営)に確認したところ、「国内裁判で弊社(三菱)が被告となった事例はない」との回答を得ている。
つまりは、「当時の政府の公文書などで判明しており、日本の裁判でも被害事実は認められている」は真っ赤なウソだと言うこと。
さらには、元島民が朝日に問い合わせた回答は「過酷な労働を強いたことをめぐる記述は、当時の労働現場一般のことで端島に特定し記述したものではない」(要約)だそうだ。一般論で批判するのか? その一般論だって朝日の主張でしかないのに。
自分らの主張のためには事実は問わない。社説でも平気でウソを書くということ。相変わらずの「事実より主張」「主張のためには捏造・ウソも当たり前」の朝日だ。
本当にクズ連中の集まりだ!
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