GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)の終了通告期限の8月25日午前0時までに韓国からの通告はなく、案の定継続されることとなった。韓国は「いつでも終了できる」と破棄を匂わせることで、日本の輸出管理強化の撤回を迫っている。

いつもいつもの安定の韓国。ボコボコにされながら「今日はこれくらにしておいてやる!」という、吉本新喜劇あたりで使い古された往年のギャグのようだ(苦笑)。恥ずかしい国だ。

昨年(破棄を通告後、期限ギリギリで撤回)の日本の対応を見れば、こんな脅しをかけても無意味なことは分かっているはずだ。イチャモンをつければ日本が慌てて妥協する、なんて安倍政権ではあり得ないことだった。(安倍首相の辞任は残念なことだ。8年近くにわたりお疲れ様でした)

これが石破あたりだったら、慌てふためき妥協していただろう。しかも昨年に。それ以前に、輸出管理の強化すらできずに、第三国への不正輸出がまかり通っていただろう。

韓国は半導体関連材料の国産化が進んでいると言っているが、実際は・・・ということだ。韓国のプロパガンダに乗っかり、「日本企業の市場を失った」なんて言っていた立民議員は今何を思うのだろう。

8月15日の韓国「光復節」に文在寅が日本批判を抑え、対話姿勢を示したなどと朝日新聞などは書いていたが、まるっきり分かっていない。文は手詰まりなのだ。同15日にはソウル中心部で、文在寅を糾弾する5万人規模の大規模デモが行われている(日本ではほとんど報道されていないが)。GSOMIA破棄を言ってることも、韓国国内向への「やってる」アピールなのだろう。

文が威勢良く反日を煽ったところで勝算はなく、逆に日本に無視されれば文の政治能力が問われることになる。そうでなくても、経済は文の失政でコロナ前からズタボロの状態。大統領府主導で行った昨年の日本製品不買運動も、結局は冷え込んでいた韓国経済を凍りつかせただけ。

日本には相手にされず北からはバカにされ、すがるところは中国しかない文。早速、コロナ収束後に習近平の訪韓をお願いしている。しかし、現在の米中対立を考えれば、アメリカからも見放されるだろう。文は習近平から冊封を受け、そこから北との赤化統一を果たそうとでも考えているのかもね。

まあ、それはそれで文の本望かもしれないので、それもいいだろう。